この立派な建物、青森県立郷土館です。さすがに県庁所在地、デカい。
立派な建物だと思ったら、旧青森銀行本店の建物を利用しているそうです。
しかしまあ内装工事はしているし、ちとタイミングが悪かったようです。
最初は基本の考古展示室。ごゆっくりお休みください。
井上君にそっくりですが、これ系もたくさんありました。
係員のおねいさんが、「こちらに並んでいるはく製は触ってもいいんですよ~♪」と
言ってくれました(これじゃなくて、小動物のやつ)。子供たちが来たりもします
からね。私は自分の親がこんなふうに展示されたらやだなーと思って悲しくなります。
2階に上がる階段には、ねぶたの山車灯籠。
俺が好きなのはこちら系。火鉢だとか机を見るとホレボレ。。。
ちなみに私は親からもらった桐の火鉢をもっています。いまはオンボロマンションなので
使えません。火鉢が使えるようなところに住まねばのう。
ホントはこんな囲炉裏があるのが一番なんですけど。洋館だったら暖炉かー。
青森だけに、りんごに関する展示資料があると書いてあったのに、なんかこれだけ?
なにやら改修中だったのか、ちと寂しかったです。
あと画像はありませんが、ビデオで「多賀丸漂流」の話があったのが面白かったです。
1744年、下北半島から大豆・昆布・魚粕等などを満載し、江戸に向けて出航した多賀丸は、
嵐で遭難し、なんと半年間も漂流して千島列島に漂着しました。
(室戸岬から出航して漂流し、アメリカに行ったジョン万次郎の100年前!)
その後、乗組員のうち5人は1754年にイルクーツクに行き、そこで開講された日本語
学校の教師になるのです。(バイカル湖見たのかなー)
青森弁まる出しの発音で、ロシア語と日本語の辞書を作りました。その後とても重宝
されたそうです。
その移民たちはロシア女性と結婚し(美人でびっくりしたろう~♪)、子供が産まれました。
その2世のうちのひとりは、第1回ロシア使節団の総理として日本を訪れています。「俺の
とうちゃんは下北半島の漁師だったんだぞ」と言ったらみんなたまげたでしょう~。
イルクーツクの博物館では、この話の展示はなかったなあ。ジョン万次郎は有名だから
関係書は手に入れたけれど、これに関してはほとんどないようだな。。。
さてベイエリアに向かいます。
冬は雪に埋もれているんだろうなぁ。
さて海が見えました。
「まるかいラーメン」を食べました。地元では人気店のひとつです。スープを口に
した瞬間に、「おー魚介の出汁~!」という味。旨いぞ。ちと食べ歩きもしたかった
なあ~という青森ラーメンのレベルの高さを感じた一品でした。
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