さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

青森県立郷土館

2019年09月12日 | 東北シリーズ



この立派な建物、青森県立郷土館です。さすがに県庁所在地、デカい。



立派な建物だと思ったら、旧青森銀行本店の建物を利用しているそうです。
しかしまあ内装工事はしているし、ちとタイミングが悪かったようです。



最初は基本の考古展示室。ごゆっくりお休みください。



井上君にそっくりですが、これ系もたくさんありました。



係員のおねいさんが、「こちらに並んでいるはく製は触ってもいいんですよ~♪」と
言ってくれました(これじゃなくて、小動物のやつ)。子供たちが来たりもします
からね。私は自分の親がこんなふうに展示されたらやだなーと思って悲しくなります。



2階に上がる階段には、ねぶたの山車灯籠



俺が好きなのはこちら系。火鉢だとか机を見るとホレボレ。。。
ちなみに私は親からもらった桐の火鉢をもっています。いまはオンボロマンションなので
使えません。火鉢が使えるようなところに住まねばのう。



ホントはこんな囲炉裏があるのが一番なんですけど。洋館だったら暖炉かー。



青森だけに、りんごに関する展示資料があると書いてあったのに、なんかこれだけ?
なにやら改修中だったのか、ちと寂しかったです。

あと画像はありませんが、ビデオで「多賀丸漂流」の話があったのが面白かったです。
1744年、下北半島から大豆・昆布・魚粕等などを満載し、江戸に向けて出航した多賀丸は、
嵐で遭難し、なんと半年間も漂流して千島列島に漂着しました。
(室戸岬から出航して漂流し、アメリカに行ったジョン万次郎の100年前!)

その後、乗組員のうち5人は1754年にイルクーツクに行き、そこで開講された日本語
学校の教師になるのです。(バイカル湖見たのかなー)

青森弁まる出しの発音で、ロシア語と日本語の辞書を作りました。その後とても重宝
されたそうです。

その移民たちはロシア女性と結婚し(美人でびっくりしたろう~♪)、子供が産まれました。
その2世のうちのひとりは、第1回ロシア使節団の総理として日本を訪れています。「俺の
とうちゃんは下北半島の漁師だったんだぞ」と言ったらみんなたまげたでしょう~。


イルクーツクの博物館では、この話の展示はなかったなあ。ジョン万次郎は有名だから
関係書は手に入れたけれど、これに関してはほとんどないようだな。。。



さてベイエリアに向かいます。



冬は雪に埋もれているんだろうなぁ。



さて海が見えました。



「まるかいラーメン」を食べました。地元では人気店のひとつです。スープを口に
した瞬間に、「おー魚介の出汁~!」という味。旨いぞ。ちと食べ歩きもしたかった
なあ~という青森ラーメンのレベルの高さを感じた一品でした。



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