さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

青の洞窟に入る

2024年05月13日 | 北海道シリーズ


船は西に進み、積丹半島が見えてきました。あの雪は、真夏になるまで消えないとか。


「あの岩、熊の形に見えるでしょ?」と船頭さん。


ウム、何やらぬいぐるみのプーさんみたいな? 本物は恐ろしいぞ・・・w


ここは「オタモイ遊園地」があったところ。1936年に開園したのです。そしてこの
断崖絶壁に高級料亭「龍宮閣」が建てられ、一日に千人も訪れる巨大リゾートだった
のです。


こんなのがあったの! ご覧の通り、ほとんど肝試しみたいな崖上に木造3階建てで
建設され、この長い柱を立ててせり出た床を支える工法は京都の清水寺と同じ
「懸け造り」というそうで、当初は設計図がなく、立てていくうちにだんだん大きく
なったとか。

屋根をふくための板金職人は誰も来てくれず、結局大工が屋根も仕上げることに
なったが、そのときに左吉という大工が墜落死したんだとか。私は「佐吉」ですので、
そのときの幽霊ではありません。

この建物は1952年に火事で全焼、いまや伝説となりましたが、詳しい全容はまだ
明らかになってはいないのです。


なかなかの絶景続き。


そしてついに青の洞窟が見えてきました。


入る前に、出て行く他の船を見ました。入れ替わりです。すると船頭さん、「夏に
来ると混んでいて、船が中に入る順番待ちをして、一番長いときは45分待ちだった
こともあるんですよ」とおっしゃる。みなさん、そんな時期に来てはいけませんぜw


確かに「青」の洞窟だ。海が荒れたすぐあとには濁ってしまうらしいが。


洞窟の中で5分ほどゆらゆら。。。


そして外に。「今日はゴミが多いな!ほとんどがハングル文字」と船頭さん。
ま、日本も放射能汚染水を垂れ流してますし^^;



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