さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

さっぽろ円山動物園

2024年05月05日 | 北海道シリーズ


胸の谷間にはあまり縁がないが、連休の谷間は誰にでもやってくる。小樽での
ぶらぶらエブリディ。普段は朝まで起きているような夜更かしの私ですが、北海道
滞在時は夜に飲みに出歩くので、ほぼ毎夜酔いつぶれて寝てしまう。するときちんと
朝に目が覚める。早寝早起き、これって健康的なの?

「おはよう北海道」のアナウンサー、松本マキちゃんが朝のニュース番組の最後に
「いってらっしゃい!」と元気な声を出す。いえ、どこにも出かけません。しばらく
部屋で本を読んだりしています。そして夕方になり、「ほっとニュース北海道」が
始まると、飯尾カホさんが冒頭に「おかえりなさい!」と元気な声を出す。いやいや、
これから飲みに出かけるんですよ。。。

しかし、今日は朝から快晴だ。札幌の動物園にでも行こうか。小樽から電車で一本、
たったの40分あまりなのだ。いまの部屋からすぐ近くの駅前に紀伊国屋があり、
そこの「北海道コーナー」を見たら、池澤夏樹の新しいエッセイ集『天はあおあお
野はひろびろ』があり、早速買って読んでみると、彼が札幌滞在時によく散歩で
動物園に行き、そこでオオカミを見たという話があったので、俺も見てみようと^^

ちなみに函館の本屋のご当地コーナーでは、函館のソーセージマイスターの話、
『レイモンさん』を発見。以前の記事でも書きましたが、大正末期にヨーロッパから
やってきた青年が函館の旅館の娘と駆け落ちするというロマンチックな物語。それを
植松三十里さんが小説仕立てにした本です。

するとこれまた以前にここで紹介した、明治時代に北海道を旅行した英国夫人、
イザベラ・バードの話も植松さんは今年になって『イザベラ・バードと侍ボーイ』
という本を出しているではないか。読み切れないほど本を持ってきたのに、こちらでも
増えてしまったぞ。。。


今日は天気も良く、平日なのでお出かけ。電車が駅を出るとすぐに我が滞在中の部屋の
前を通る。いまこれを書きながら、あの窓から線路を見下ろしています。


札幌駅が混んでいるのは先月経験済み。なので11時に駅ビルの「豚丼」の店にやって
きたが、すでにかなりの行列。連休(谷間なんだが)に加えてガイコツ人客が多い
もんだからすごい人の数だーw


地下鉄を乗り換えて円山公園にやってきました。春うらら、であります。


地下鉄の駅からしばらく公園を歩きます。こっちにはそれほど人はいない^^
もう新緑だなあー。


動物園は久しぶりだなあ。数年前の帯広以来かな。


おサルさんの食事中を至近距離で観察。あっちは嫌だろうけれど、もうしかたなく
慣れたか?


暖かいので、日向でゴロリ。


函館熱帯植物園のおサルは温泉に入っているから毛が抜けちゃってましたが、
こちらはふさふさ。


ゾウさんは人気でした。


一頭が見物客のほうに近づいてこっちを見ていました。サービス? ゾウさんは目を
見ると賢そうだな、と思います。賢いと、それだけこんなところに監禁されているのが
辛いのではないかと思ってしまいます。。。


ちょうど餌やりタイムでした。器用に鼻で(上唇らしいが)木を持ってきて踏み台にし、
草をむしりとってムシャムシャ食べていました。近くで見ると、ゾウさんの質感は
すごい。何トン?あんな枯草ばっかりもしゃもしゃ食べてて、巨大な肉の塊になるの?
パサパサの草で、脂身ができるの?でっかい牛とか馬なんかもそうだよねー。


こいつにはすごい牙がありました。象牙ですな。草を食べたあとなのか、頭の上に
いっぱいついてるよ(^益^;