さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

平壌レストランは閉まってて日本の居酒屋に

2018年11月01日 | ロシア



ウラジオストク駅。イルクーツクもハバロフスクも、ロシアの駅は立派な造りだ。



駅の向かいにはレーニン像。顔のアップを見たい方は、画像をクリック。



ネットで「ウラジオストクのレストラン」と検索すると、平壌レストランが出てきた。
そぉ~だ、ロシアには北朝鮮人が出稼ぎに来ているレストランがあるんだ。美女軍団が
踊りを見せてくれるという、滅多にお目にかかれないところなので、行ってみることに。
駅から一本道を歩いて30分ばかり。



バスだとすぐに着いてしまうので、街道を歩きました。この建物の2階、火事だよね?
日本ならすぐに取り壊してしまうだろうけれど。。。



さあて、大きなホテルの一角にある平壌レストラン、到着したが???
ホテルのフロントに聞いてみたら、苦笑いして「閉店だよ」ときたもんだ!
そおかっ!制裁をくらって、どこも閉店になったのか!
なんか韓国人がのぞいていました。



張り紙のハングル文字は読めなかったけれど、終わってるよ、コレw



帰りはさすがにバスに乗りました。う~ん、どうする?



ホテルの近くに、日本の居酒屋がありました。「生つくね」?



中に入ると、ロシア人の若い男女の店員が「ラッシャイマーセー!」と威勢のよい声を
出す。そう教育されているのか。そういえば、上海の日本コーヒー店でも中国人の
「ラッシャイマセ!」があったなあ。下北沢のイタリア料理屋では、日本人の「ボナ
セーラ!」があったけれど。どこでもガイコツ語は最初の一言だけですね^^;

さて「炉端焼き」と看板に書いてあったのに、全然炉端じゃない。さらにスーパー
ドライは嫌いなんだが、まあ喉も乾いているのでしかたなくビールを注文。



メニューの見開きに、腕組をした二人の日本人の写真がデカデカと出ている。ひとりは
中年、もうひとりは22歳だったか。そのふたりで頑張っているとー。メニューには寿司が
あるが、カリフォルニア・ロール系の海苔を使わない変な巻き寿司がずらり。唐揚げは
北海道の「ザンギ」で、何やら賞も取ったと書いてあるので、それがのっかった焼きそばを
頼みました。まあ旨かったよ。

ふたつ隣には、商談で日本人の年配が2人にロシア人が4人。片言の英語でやりとり。
ビールを飲んで、味噌ラーメンを食べて、それからいくつか料理を注文という面白い
順番。初老の日本人は、20歳ぐらいのかわいいお嬢さん店員がお気に入りらしく、
ガハガハ笑いながら、名前を呼んでしつこく話しかけていました。ウウム、恥だ。



「生つくね」と入り口に書いてあったけれど、つくねは生のはずがねえ。ちゃんと焼いて
ありました。「そんなのあるのか?」と、いまこの記事を書きながら検索してみたら、
この店は札幌が本店のチェーン店なのねー。料理人のふたりは、ここで頑張って開業
したわけではなく、おそらくはウラジオストク支店に配属なんだな。単身赴任?

さて食べたのは左が「わさび」。外人用に、全然つーんとしない。わずかにわさびの香り。
右はネギ味噌です。ちょっとこってり料理だったので、ビールばかりの夜となりました。



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