旧室蘭駅舎は観光案内所になっていました。明日の散歩を考える。「地球岬」は人気の
景勝地。バスが途中までしか行かないので、また歩くぞ。そしてもうひとつ見たいのが、
港の工場が並んでいるところ。しかしそこは地球岬とホテルをはさんでちょうど反対側。
バスは一時間に1本あるかないかなので、その二つを見るのは大変かと思った。しかし
観光案内所の女性は、親切にバスのルートなどを教えてくれて時刻表までくれたので、
これで明日の観光は準備万端。
こんな昔の看板などが展示されていました。駅舎は広いのでガランとしており、ちょっと
寂しい感じ。
室蘭のマンホールは地球岬だ。
さあて夜は「英国館」のママさんがお勧めしてくれた「鳥辰」へ。
外は歩いている人が全然いないが、店内は活気があふれていた。目の前が焼き物台で、
店長(?)が休むことなく焼き鳥などを焼いていました。一回で30本ほど焼けるよう
ですが、何せどんどん注文が入るし、また次々に「持ち帰り」の客がやってくる。
もうフル回転。一日に何百本?
というわけで、目の前の作業を見ていると飽きなくていい。
あとで知りましたが、吉田類やら太田和彦やらが来ている有名店だったんですね~。
「蘭の舞」という地酒を頂きました。室蘭の蘭なんだろうなあ。
北海道に来たからには「ザンギ」も食べねば。
人気店で落ち着かないので、適当に切り上げて2軒目を探して彷徨う。「愛の道」?
ちょっとベタすぎるなあ~。「痛い愛」とか「愛の後悔」なんてのだったら入ったな^^
「マドリード」かあ~。フラメンコでもやってるのかー。絶対スペイン風じゃないと思う。
「どんぐり」にしてみるかー。なんか素朴な印象。80overのバーさんいるかもしれん。
避けたい「うるさい若い女&高い」ってのは、なさそうじゃん?
客は誰もいなかった。それだけにこの広さが寂しい。それもいい。
なんとヲジーサンが出て来た!こりゃ初めてだ。「スナック」つったら女では?
しかし別に「色気」を期待しているわけではないので、室蘭のレジェンドがいて
「当たり」でした。79歳!昔の室蘭の華やかだった時代、この店の長い歴史など、
いろいろ話してもらいました。よくお客さんに「昔の古い話ばっかりするな」と
文句を言われるそうですが、こちらは流れ者だから「そういう話を聞きたいんですよ」と
伝えると、嬉しそうにアクセル全開になって話してくれるのでした。
上の段、左から2番目がマスターだそうです。公開する許可を得ていないので、
わからないように小さくね^^; 俺が生まれる前のことです。
楽しくて長居してしまいましたー。
満月が煌々。コンパクトのデジカメだとうまく撮れないなあー。
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