旧室蘭駅舎から終点までバスに乗り、そこからは山道をひとり歩いて地球岬にやって
きました。最後までバスに乗っていたのは俺ひとり。みなさん車に乗るか、駅から
タクシーを使うとか。景色のいい岬なんかに行くときは、さらっと着いちゃったら
感動が減るんじゃないかぁ?
展望台は風が強い。この季節、雪ではなく花粉がないからいいけど。小さな女の子を
連れた若いお父さんがいました。いいな~(^益^)w
「地球岬」というネーミングは、アイヌ語の「ポロ・チケップ」(親である断崖)が
チキウと変わってきて「地球」と当て字がされたとか。海から見ないとわからない
けれど、100mほどの断崖絶壁なんです。
海とは反対、北のほうには山が連なっています。
北海道の南西は、ぐるりと大きな湾になっています。なので対岸は函館方面で、駒ケ岳が
見えています。晴れててよかったねェ。
視界の良いときは下北半島まで見えることもあるそうです。こんときゃわからんかった。
もう一枚、駒ケ岳。
こういうところに来ると、去るタイミングを迷う。「よくまあこんなところまで来たなあ」
という感動があるので、さすがにすぐに帰ろうとは思わないが、10分も眺めていると、
強い風は冷たいし、そろそろ行こうかな、という気にもなってくる。日の入りなんかを
見ているんならお天道様がお休みになられるまで、と区切りがつくもんだが、それもない。
「そろそろね」と思いきるのは、「もういいかな」と思ってからもうちょっとってところ?
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