ニッカウィスキー 余市蒸留所

今日は電車に乗ってお出かけ。


余市にやってきました。


お、何やら新しい土産店が駅構内に出来てるぞ。こちらはニッカ創業者竹鶴政孝の
奥さん、リタさんの故郷スコットランドをテーマにしたグッズ。その他、竹鶴の
実家、広島の竹原にある酒造の酒も置いてあったりしました。そういえば小樽の
バーでは、竹鶴がスコットランドで修行した小さな醸造所のウィスキーを出したり
していました。NHKの連ドラで有名になって、経済効果が波及しているのですねェ。

しかし札幌新幹線が開通したら、ここは廃線になるっていうぞ？それってどうよ？！


さて予約しておいた工場見学。もう何度も見たなあ＾＾；　ガイコツ人も多数。


とってもきれいな施設です。ただブレンドは千葉の柏工場でやってるというし、
最初に建てたここがフル稼働しているわけではないんです。


電線がないっていうのはすっきりしてていい。竹鶴氏は工場内の景観も大切に考えて
いて、金がかかっても電線などは地下に埋めろと指示したそうです。


ずらりと並んだポットスチル。


この日は稼働日ですから火が入っていました。


交代制で、ずっと火加減を見てなければなりません。


日本人はとってもきっちりしているから、管理が徹底していてウィスキーの品質が
とってもよい。だから近年ジャパニーズ・ウィスキーの評価が世界中で高まっており、
お値段もうなぎ登りｗ　高価な上に品薄で手に入らないし！


というわけで試飲タイム♪　最初は無料のアップルワイン、スーパーニッカ、竹鶴の
３種類を頂けますが、お目当ては有料のレアもの＾＾；


見学の団体は30分おきに20人くらいですからひっきりなしに構内をゾロゾロ歩いて
おりますが、この有料試飲コーナーにはほとんど来ない。ここで余市10年シングル
カスクが味わえるんですよォ～～ｗ　薫り高い、味わい深い、まろやかにバランスが
とれています。究極の贅沢です。


展示品、全部ほしい。近年は世界中で経済格差が広がり、金持ちは途方もない財産を
所有していて、そいつらが希少な酒なんぞを「いくらでも出すから売れ」などと
言うもんだから残りの99％の一般庶民の口にはますます入らなくなっています。
だんだん嫌な世の中になってきたなあ。。。


竹鶴氏が勉強した本が展示されていました。書き込みを見ると、相当頑張ってたよ。


竹鶴夫妻が暮らした家が、近所からここに移築されています。中には入れません。


創業時に造られた事務所。


こちらは入れます。立派です。ここで竹鶴氏が働いていたと思うと感慨深いですなあ。