さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

函館・小樽滞在~花粉を避けて

2023年02月26日 | 北海道シリーズ


ここは本州の北端、下北半島の大間の岬。いよいよ花粉症が本格的にひどくなって
きたので、北海道に避難なのです。

年々花粉症の症状が悪化し、目は痒いわ鼻水は止まらんわ、頭は風邪をひいたように
重いわ、特につらいのが寝るときに鼻が完全封鎖状態になること。呼吸をしない
わけにはいかないので口呼吸になるわけだが、すぐに喉がガラガラになる。もう
風呂の中で寝たいくらいだ。

この状態になったとき、「すぐにも仕事を辞めて花粉のないところに移住したい」と
思いました。そんなん夢物語の幻想だと思っていたけれど、ついに本当に無職に
なって花粉から避難する日がきたのです。人間、仕事なんて辞めようと思えば辞め
られるものだな!

さてどこに避難しようと考えたが、外国はコロナの影響があってまだ少し不自由だし、
さらに円安誘導というトンデモ政策のおかげで海外旅行はうんざりするほどに費用が
高くなってしまった。沖縄の最西端、与那国島に行って2ヵ月かけて島々を船で
渡り歩き鹿児島まで戻って来ようかと思ったけれど、かなり行ったり来たりしな
ければならず、さらに費用もかなりかかることがわかり、シンプルに北海道滞在に
しようと決めたのでした。

2か月以上の滞在になるため、ホテルではなくマンスリーマンションを調べた。
函館や小樽は土地勘があるので、便利な場所の物件をチェック。オンラインで申し込み
が出来るようになっているが、「職業欄」とか「滞在理由」を求められる。

先日、温泉旅館にチェックインする際に書かされたのが、この「職業欄」。なんて
書くのか。迷っていると、係のおねいさんが「会社員とかでいいんですよ」などと
おっしゃる。「いえ、無職でして。。。」。一瞬「隠居」とか「隠者」とか書こうと
思ったが、「隠」の字を間違ったらハズいな、とためらって、結局「無職」と書いた。
なんか面白くない1。

今回のマンスリーマンション申し込みも、しかたなく「無職」と書いた。「保証人」は
無視!短期の利用で前払いなんだし!ただ「緊急連絡先」は書かねえといけない
だろうと思って書いた。するとその緊急連絡先に、俺の申し込みの内容確認の電話が
かかってきた。承知しているのかと。なんか面白くない2。

この話を池袋の酒場の大将に話したら、「ハイパー・メディアクリエイター」と
職業欄に書くのはどうかというナイスな提案。そもそもクリエイトは何かを生み出す
わけで、そりゃあ酒に飲まれて数々の恥多きエピソードは日々クリエイトしている
んだから嘘はない。「メディア」は「間に入る」とかいう意味だから、その恥多き
体験を誰かと不本意にもシェアしてるわけだし、誰かに笑い話として伝えりゃ
「メディア」だよw そして何より「ハイパー」が頭につくとカッコイイぢゃねーかー♪

すると大将の奥さんが横から「それじゃあ電話がかかってきちゃうわよ」と冷静な
ご判断w たしかに胡散臭い^^; 今後は「作家」にしようかと検討中なのです。


話が長くなりましたが、本州とさよならすると、すぐに北海道。今回は東からの
アプローチなので、函館山は見えませんでした。着陸態勢に入る頃、乗客の青年が
変な顔をして通路に立つ。アテンダントが声をかけるとますます変な顔をして、
よろけて抱きかかえられていた。演技じゃなくて、ほんとに具合が悪かったのねw

すると俺の横に座っていた青年も、変に前に傾いて顔を膝に乗せるほどにしていたら、
鬼太郎袋を手に・・・イヤ~ンw

飛行機は数分遅れで着陸。荷物が出てくるのを待っていたら、まもなく市街地行きの
バスが出る。俺の荷物が出てきたのは最後のほうで、発車2分前!急いで飛び出して
外を見るとバスが止まっている。乗り場は一番奥。走って行ったらドアが閉まり、
目の前まで来たら動き出した。数秒遅れ。イヤ~ンww


まあとにかくこれから1ヵ月滞在する部屋に入りました。引っ越し先のアパートと
同じで、何も家具類はないのねw いちおうトイレットペーパーは持ってきたよ。
しかしお湯を沸かす道具もコップもないのか。買いに行かないとなあ。


ベッドには回り階段で登るのね♪ さすが雪国、底冷えがする。すぐに暖房をつけるが、
足から凍ってくるようだよ。東京は冬でも暖かい。集合住宅だから、建物全体が
暖かくなっていて、床が冷たいことなんてない。しかしここは違うぞw


というわけで、スーパーの百均で一番に買ったのがコレ。これがないと絶対にダメw

さてこれから函館に1ヵ月、そして小樽に1ヵ月、連休明けの東京に花粉がなくなる
までの少し長い北海道滞在記が始まります~~。(^益^)w