さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

リアス線に乗って盛から三陸へ

2018年04月14日 | 東北シリーズ



三陸南リアス線のワンマン車両は盛を出発しました。文字通りリアス海岸を行くので、
車窓は津波で一掃された地域を進みます。3年前との景色の違いは、まず地ならしされて
いること。この土地が盛り土で高くなっているかはわかりません。それと右に見えるように
何やら鉄道か高架線道路の台が出来つつあることです。



盛り土って、こうやってまず最初に山を作り、それをペッタンペッタン平らにしてゆくの
です。最後にゃ全部平らにするから、高くしてあるかどうかわからなくなるのです。



これ何?まわりに盛り土をして最終的に地下のトンネルになるの???



おっと、綾里を通過。前回は長々と歩いて、浜辺に見えるホテルに泊まったのです。



あのホテル、なんかすごい美人が次々に出てきて、何か化かされているのではないかという
気にもなったのです。



「恋し浜」という、何やらとってつけたような名前。たぶん「小石浜」だったと思われ。
カプールがこの鐘を鳴らせば、きっと幸せになるとかいうんだよ、きっと(^益^)w
電車は観光客のために、ここで写真を撮ったり鐘を鳴らしたりするために、わざわざ3分
停車をするのです。ホームに降りたのは俺ひとりだったけど。

ちなみにワンマン車両の運転手さん、途中の駅で止まると、運転席から飛び出していって
ホームの小さな待合室に飛び込んで、誰かいないか必ず確認するのです。親切~。
一瞬、そんときに俺が運転席に入って発車させちまったら面白いなーとか妄想する^^;



恋し浜の集落。



ホタテの貝殻に、恋の願い事を書くのが想定されていたのに、ちょっと見たら「金持ちに
なりたい」なんてのがたくさんありました。



前回は小屋の中だけだったのに、貝殻が増えすぎて、こうやって通路にもいっぱいになって
きたそうです。俺にゃあ神様だか何だか、頼み事しようなんて気がしれんのう。



7年が過ぎて、こうやって高い防潮堤があっちもこっちも完成されつつあります。
こうやって高い位置からなら向こう側に海が見えるけど、地面に立っていると(そこに
暮らしていると)見えるのはコンクリートの壁だけ。こんなんいらないに一票。



うわー! 言いたいことあるけど、住んでらっしゃる方が気を悪くするかもしれないので
控えます。ちょっとだけ見えている海が青いな…。



というわけで、三陸駅に到着です。地面が平らになり、防潮堤が完成しつつあるようです。