さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

鉛温泉を出発し、小牛田で昼飯を

2018年04月24日 | 東北シリーズ



鉛温泉の朝を迎えました。深い「立ち湯」は趣があってよかったですが、もちっとひなびた
雰囲気があったらなあ、と少し贅沢なことを思ってしまいました。だって料理は立派だし、
とても連泊してのんびりする感じじゃなかったんですもん。



番頭さんと話をしたら、最近はやはり外国人の客も多くなってきたそうです。まあ箱根の
ように、毎日うじゃうじゃ、という程でもありませんが。



中国人のお客さんで、部屋に内風呂、トイレ、水回りがないからと怒り出した人もいたとか。
「別にその不便さを隠しているわけじゃないし、そういう古さを味わってほしい」と丁寧に
説明しても怒りはおさまらなかったのに、帰るときには「よかったー!」と抱きついてくる
ので、「よくわかりませんよー^^;」とおっしゃってました。俺、なんかわかるー^^



部屋にトイレはない不便さはあっても、ゴミひとつ落ちていない清潔さなんだよ~。



設備は古くても、どこもかしこもピカピカなのが日本の旅館。



ロビーで新聞を読んだら、昨日訪れた大槌の町が一面の話題になっていました。
町の区画が整理されても、7年が過ぎて避難した住民が戻ってこないとか。
そうなんです。造成地はスカスカだったですよー。



戻る人は4割だって。みんなもっと早く戻りたかったんでしょうけどね。。。



この日は花巻から仙台に向かいます。電車は途中「小牛田」(こごた)で乗り換え。
そこで途中下車をして昼飯を食べる予定なり。



駅のわりと近くに、こんな昭和な食堂がありました。まるで「孤独のグルメ」に出てきそう。



うわー、いい感じ。サラリーマンや近所のおばさんたちなどが来ていました。左の小上がり
では、サラリーマンがひとりで、正座をして定食を食べていました。



旨くて安い。うちの近所にあったらなあ。それに、働いている女性3人がとっても素敵な
感じなんですよ。。。(*´д`*)… うちの近所にあったらな。。。。。



小牛田の駅に戻ってきました。揚げ物を食べたあとなので、食堂で一服したかった。
灰皿はテーブルにあったんですよ。でも、素敵な女性3人が働いているところで、煙を
モウモウさせるわけにはいきません。
もしかして、禁煙って、意外と簡単にできたりするのか?横にいる人によって!

ホームのずっと先に見えますか?喫煙所があるんですー。



電車の本数はとても少ない田舎の駅で、ホームにはだ~れもいないんですよ。それでも、
あんなはじっこに、雨に濡れるところに追いやらなくたってよさそうなもんじゃないか?

半径数十メートルには誰もいなかったので、とりあえずこちらの屋根のあるところで
吸い始めました。そしたらこういうこともあるもんだねえ。左奥に貨物車が見えるでしょ?
あちらのほうから、駅の職員さん3人が歩いてきて、このホームに上がってきたのです。

あたりには人もいないし、さすがに「あの灰皿の横で吸ってね」とは言われませんでした。