さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ウルムチから夜行列車に乗って

2012年11月04日 |  新疆ウイグル



さて、いよいよ一週間滞在したウルムチから、夜行列車に乗って敦煌へ向かいます。

ウルムチの駅は、ご覧のようにとても立派。バスが駅前に到着すると、とても
沢山の人が出迎えるように前に出てきます。「あれはなんだ?」とチェングォに
聞くと、「バスを待っているんだろう」とのこと。 ??(゜曲゜)??

駅からいろいろな所へ向かうバスが駅に到着します。すると乗ろうとする人々が
一斉にバスに群がってくる。列なんかないんです。うじゃうじゃと沢山の人々が
殺到して、我先に乗ろうと押し合いへし合い!

バスはどこに止まるか決まっていない。なのでドワーっと移動しながら止まるのを
待つのです。集団がどんどん前に出てきます。次に来たバスがクラクションを
鳴らしながら人々を下げる。バスにひかれそうになって群衆が下がりますが、
それでもドアの前に殺到!それの連続…。w(゜゜)w



さて、ここに来る前にウルムチから敦煌へ、夜行列車に乗って旅をした人の旅行記
を読んだのです。駅前のトイレもそうですが、列車のトイレも耐え難いほど汚い!
と書いてあったので、ビクビクしておりました。クソまみれで靴が汚れるとか!

いーやーだー! なので昼食はホテルでうどん一杯。酒も飲まず!この俺が!



駅の構内に入りました。おそろしく人がぎっしり!1時間前に着いたのに、いつに
なったらホームへ行けるのかわからない!げんなりするほど蒸し暑ーい!



汚い。やたらにカップラーメンを食べているやつがいる。長期戦には必要なのか?
特有の化学調味料の臭いがプンプンして気分が悪くなる。



ぢごくだ、こりゃwww 並んで人とくっついて、いつ入れるかわからない。。。
結局意味不明にずっと待たされ、列車の出発直前に中に入ることができた。
どんどんホームに入れればいいんじゃ?!



ひとつのコンパートメントにベッドが向かい合わせに各3段。6人が入るのです。
料金は上が一番安く、一番下が少し高い。チェングォは俺のために一番下を
とってくれました^^ 一番下はご覧の通り、小さな台が真ん中にあるので、
知らねえ奴の寝顔を見ないで済む(^益^; しかし一番下のベッドは、たまに
椅子として知らない奴が座ったりすることもあるのだ。。。

嬉しいことに、デッキには灰皿がある(^益^)b ちょっと前までは、イギリスや
イタリアの長距離列車にもあったぞぉ。フランスの地下鉄のホームだって吸えた
ぞぉ。いまやむかしの話だなぁ。。。

さて、車両には熱湯が出るサービスもあり、やたらにでかいカップラーメンを食って
いるやつがいる。なにせウルムチから杭州まで行く列車は、なんと3日間なんだよ!
もしトイレがぢごくだったらたまらんだろうなーw もちろん食堂車もあり、強力な
火力でおっきな中華鍋で作った料理も出たりするんです。

俺は何も食わん。一晩くらい。トイレやだもんー。

通路でしばらくチェングォと話しましたが、ウルムチでは毎日朝5時から、深夜まで
続く観光が連日だったので、疲れて深々と寝てしまいました。適度な揺れも気持ち
よかったのかなー。