ロシオ広場から見える、あの展望台みたいなものはなんだ?
画像をクリックしてよおく見てクレ(^益^)b
これは鉄塔だ。そして内部にエレベーターがあるのぢゃ。サンタ・ジュスタのエレベーターなのであります。
観光客が20~30人も並んでおり、しばらく待って乗る^^ 公共交通機関一日券で乗れるのです(^益^)w
さっきいたところを、今度は上から見下ろします(^益^)b
南側は海峡が見渡せて、とても素晴らしい展望台なのです。
しかしまだ驚くのは早いぞ・・・
ここはそそり立つタワーかと思っていたら、後ろに通路があるのだ。。。
どこに行くのかって・・・ この左には教会があって、それを覗きながら進んでゆくと・・・
は・・・ なにかフツーの街並み!w(゜゜)w そうです、ここは裏山の高いところ。斜面が急だし建物が密集しているのでわかりにくいのですが、先ほどのエレベーターは、急斜面のすぐ近くに立っており、鉄塔の頂上から通路を渡って裏の山というか街に出られるのです~~(^益^)w
太平洋への道 ~マゼランと世界一周(9)
マゼランの名をつけられることになるこの海峡は、もっとも心配されていた行き止まりの湾ではなく、明らかに向こう側の海へつながるしるしを見せていた。しかしここには無数の島や岩礁が密集し、恐ろしく入り組んだ迷宮であった。しかも常に予測のつかない突風が吹き荒れており、初めてここに入ってきた船団が難破せずに通過できたというのは、ほとんど神業ともいえる航海技術がなした奇跡だったのである。
しかし新たな問題が発生していた。いよいよ香料諸島へ向う道筋が見えてきたというのに、食料があと3ヵ月分ほどしかなくなっていたのだ。ここは一度引き返し、態勢を整えて再チャレンジする方法もあった。しかしマゼランは突き進むことを主張した。部下たちは不安を隠せなかったが、指揮官の意向に従うしかなかった。
この海峡は複雑に入り組んでいるため、先へ進むために二隻の船が偵察に出かけた。マゼランの船を含む残りの二隻は数日間の休憩を得た。入り江で取れるイワシと陸地で採れる野菜を食べながら待っていたこの休暇は、ついに海峡を発見した勝利者にとって、至福のひとときであったはずだ。
しかし数日後、艦隊中でもっとも大きい船、もっとも多くの食料を積んだ「サン・アントニオ」は戻ってこなかった。この船は自分たちの命をマゼランの冒険に預けることをよしとせず、裏切って帰国の途へついてしまったのだ。食料が底をつきはじめていた艦隊にとって、これは大きな痛手だった。しかし、夢の世界一周への道が開けた今、マゼランにとって進むべきはただひとつ。未知の大洋を渡って東から香料諸島へ到着することだけだ。
一隻は難破。
もう一隻は裏切って消えた。
残り三隻で大海原へゴー!