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さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

木更津市郷土博物館 金のすず

2025年06月20日 | 関東甲信越


翌朝、雨もあまり降っていないのでホテルから歩いて約15分、太田山公園の中にある
郷土博物館に行ってみることにした。


公園の山の上には木更津の街を一望できる「きみさらずタワー」がある。

「きさらず」ではなく「きみさらず」というのは、塔の先端に置かれた2つの像、
日本武尊(やまとたけるのみこと)と弟橘媛(おとたちばなひめ)の伝説にちなんで
いる。日本武尊が船でこちらに渡ってきたときに暴風に巻き込まれ、その窮地を救う
ために弟橘媛が海に飛び込んで荒波を沈めたとか。それで日本武尊がその運命を
悲しんでなかなか去れなかったから「君不去」(きみさらず)の地と名づけられた
そうだが、どうやらそれは「木更津」の語源とは関係ないらしいw


天気が良ければスカイツリーや富士山まで見えるというが、雨模様ですからねw


というわけで郷土資料館に入ってみた。


この資料館の名前にも金の鈴、これはこちらの古墳から出土したものだそうで。
調べてみると金の含有率が98%というシロモノらしい。大吉に売ったらいくらに
なるんだ。


というわけで、俺にはあまり関心のない古墳系が並べられている。


「今様美人画」だって^^; 俺にはこっちだ。江戸時代の美人は目が小さくて
顔が長い。すると俺が好きな葵わかなちゃんとか倍賞千恵子さんなんかは美人とは
見られなかったのか。そんな時代なら高嶺の花じゃなかったのかなー。
*画像をクリックすれば顔のアップです。


竹芝あたりから木更津を往復した東京湾連絡船。


『大菩薩峠』を読んでいたら、船の上で博打が始まったり、海が荒れて沈没しそうに
なったら「女がひとりいるから、そいつを海に放り込めば暴風が静まる」という
迷信を言い出す奴がいて修羅場になったり。そんなことホントにあったのかなぁ~w


郷土資料館にあるあるの昭和の家具。左は冷蔵庫です。


現代になるとカーフェリーだ。これも橋がかかってなくなりました。


おー、電化したときの駅の様子。ということはそれまでは汽車ポッポだったと。

ここで静か~な資料館の入り口が突然うるさくなる。小学生の団体がやってきた。
しかし奥のほうまでは来ないでしばらくすると出て行きました。


敷地内にある旧安西家住宅。俺が好きな古い建物。行ってみるとさっきの小学生が
いるではないか~w


中には係員がいて説明をしてくれるはずなのだが、ちょうど小学生の団体の相手を
しているところだった。先生に促されて「こんにちは~!」「よろしくおねがい
しまーす!」と元気に御挨拶。変なをぢさんひとりは、さすがに同席はできないので
ちょっと写真を撮って去ることにしたのでした。。。


木更津の夜

2025年06月18日 | 関東甲信越


木更津にはかつて遊郭があるほどの繁華街があったと聞いていたが、どうやらとうに
消滅して、スナックなどがパラパラあるくらいのようだ。花柳界の芸者衆はまだ
あるらしいが。。。 まあそれは呼べるわけもない。Club Keiなんて、あとで来てみるか?


おー、塩条商店って、文房具屋だったか?


「あ〇くらストアー」は消滅して、昭和な喫茶店とはんこ屋さん。いまどきはんこ屋
さんは絶滅危惧種。


神社はスルー。


おー、これまた昭和な団地。給水塔もいまはあまりない。


ホテルに入ると、窓からその給水塔が見えたw あまりにもじめじめしているので
シャワーを浴びて夜にスタンバイ。


さて酒場に繰り出すが、「本日貸し切り」だったり少々歩き回り、地酒が揃っている
という一軒に落ち着いた。なんか若者向けのオサレな感じだ。


地元のトマトが美味い^^


さて地酒に突入。千葉の地酒は近い割にはあまり聞いたことがないのである。
「聖泉」なんて立派なネーミング。悪くない現代的なさっぱり系。ガラスのお銚子の
下に皿を敷き、その皿に表面張力になるまで注ぐ。まずお銚子から注いで、それを
持ったまま皿から一口飲む。そうしないとこぼれるしーw


刺し盛りはいろいろ種類があっていいね^^


「甲子」って読めますか? 甲子園の甲子? 正解はこのあとに(^益^)w
「林檎」って名前がついてるが、たしかに酸味があってリンゴの風味に似ている。
こりゃあ~美味かったです。


地元お勧めの料理から、枝豆。落花生もそうだが、千葉特産なのです。

*「甲子」は「きのえね」と読むのです。そりゃわからんわーw


さあて~、夜の街に彷徨い出る。


Club Keiがやってました。クラブといっても場末のスナックだよ。30前後のわけあり
お嬢さんたちとノーテンキな会話を交わしました。。。


中の島大橋を渡る

2025年06月16日 | 関東甲信越


海岸に出ました。あの橋を渡ると公園だそうだから、行ってみますか。。


おー、階段の様子を見ると、徒歩専用のようだな。


薄曇りで湿気が多く、歩いていると汗ダラダラw


ようやく着いたw


なぬなぬ、でたっ! 「恋人の聖地」! 今年に入って何度目だ? コレあっちこっちに
作ってやがるんだな。「若い男女がおんぶして渡ると恋が叶う」? そもそも恋人同士で
なければおんぶするかっての! それに俺は若くもねーし、女性をおんぶしてコレ
渡れる自信なし。


重くもないリュック背負ってるだけで、暑いしだいぶ歩いてきたからひとりでも
坂を登るのは疲れるゾ。ま、きれいな女性が望んでくれるなら死んだ気になって
がんばるかもしれんがw


というわけで上まで来たよ。少し揺れてるな。。。


おー、養殖でもしてるのかな? 薄っすら見えるビル群は横浜かな?


木更津の街を振り返る。


遠くに工場の煙突が見えるね。


海のほうの埋め立て地も工場群だ。


向こうにに降りれば公園だが、何もなさそうなので戻ることにした。恋人同士なら
人っ気のない公園で、木がいっぱい生えてて見通しが悪くてベンチがあったりするから
くっついて座ってフニャラ~♪・・・なんだろうけど!


こちらに伝わる踊りが復活されたそうです。


さあてそろそろホテルにチェックインするかあ。。


木更津を散策する

2025年06月14日 | 関東甲信越


さて木更津の街を散策。江戸時代は東京湾を渡る船の交易で栄え、遊郭まであったとか?
そして近年はアクアラインが開通して、東京の湾岸エリアまで車ですぐになったので
土地が値上がりしたとか。しかし賑わっている様子はないな。。。


おー、昔の写真が掲示してある。


レトロな蕎麦屋。いや、洋食、中華なんて書いてあるので、ハイカラな食堂だったか。


おー、オムライスにハンバーグ、エビフライと昭和なラインナップ。


この立派な建物はガラス細工屋さんらしい。


こちらは眼科。右は入院施設、真ん中に渡り廊下がありますね。


「新刊書籍」は置いてなさそうだが。。。


ガラス張りの看板建築が目立ってますねえ。


何の店だかわかりませんが、古い。


これは、、、奥の煙突を見れば銭湯?


ムム、焼きそば屋さんかあーw


お、熟女パブ「出逢い」ときたもんだ! 検索してみたら週末だけの営業らしい。
残念(^益^)w


これは店ではなく民家? こうなると冬暖かくて夏は涼しいの?


房州 安房国を巡る旅

2025年06月13日 | 関東甲信越


新宿バスタ。電車のほうが好きな私ですが、今回はバスに乗車。


房州、千葉県かつては安房国(あわのくに)と呼ばれた房総半島の南部を旅するのです。
昔は東京湾を内房線でぐるりと回って行かなければならなかったのですが、いまは
東京湾アクアラインが出来て、そのトンネルと橋を一直線に渡ればあっという間に
対岸。新宿バスタから木更津まで速いこと!アクアラインは何せ見事に直線で約15㎞。
時速90㎞で走れば10分なんだよ。

宿泊地は木更津、南下して館山に2泊。房総半島の先端、洲崎(すのさき)に行って
外房を周り、安房鴨川から内陸部の上総亀山(かずさかめやま)の温泉に泊まります。


というわけで出発。30分置きに木更津行きが出ている。羽田空港行きは10分置きで
驚いたが、こっちも割と頻繁なんだな。


一番前に座れました。新宿からの首都高はずっと地下。


地上に出たら新幹線の車両基地。


そして東京湾の下へもぐるトンネルへ。


停まることなくスイスイだ。


そして真ん中あたりの「海ほたる」を通過。前回ここに来たのは13年も前。そのときは
ここに降りて、次のバスで渡ったんだった。昔の記事を見て頂ければここの様子が
わかりますよ^^;


後半は海の上。よくまあこんな橋を架けたもんだよ。


そして対岸はもうすぐ。


北方面には工業地帯の煙突が見えるぞ。


東京湾岸エリアの大都会から、あっという間に田舎の風景。前回来たときも「どこでも
ドア」を使ったような気分になったよ。


千葉は米どころなんです。


そして木更津駅前に到着。古い感じの建物だ。


駅前に東京では死滅しつつある町中華があるではな~い~か♪


王道の「チャーハン半ラーメン」があったので注文(^益^)b
今夜は木更津に泊って夜の店に繰り出すゾ。