正月3日。箱根駅伝の復路を見てから外出。と、昨日と同じく今日も神社仏閣めぐりだ。混雑した人ごみは避けたいからと思いついたのは御岳(みたけ)の寒山寺。昨年の夏に「キノコの椅子」をスケッチした小さな寺だ。
当日のメモから引用すると、寒山寺の落慶は昭和5年。中に祭られている釈迦像は、明治期に本場中国の寒山寺から託されたものだと伝えられている。寒山寺の由来の「寒山・拾得」(かんざん・じっとく)は唐の時代の清貧の僧だし、水墨画のテーマとして描き続けられているし親しみがある。
あいにくまだ閉まっていたけれど、石の階段の途中の鐘楼で思い切り鐘をついた。夕暮れの御岳渓谷に響く鐘の音が素敵で、3回も鳴らした。
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