さほど気温は上がらないけれど、風もなくおだやかな休日。陽気に誘われて久しぶりに多摩川の土手を散歩する。葉が落ち、すっかり裸になった木々は、陽射しをあびて細い枝の先まで、みごとな骨格を見せている。この状態で全体をスケッチしておくと、初夏、青葉が茂ったときの全容を描きやすいのだ。
あたたかな南斜面の土手でさがしものを見つけた。オオバコ科のオオイヌノフグリ。ずいぶんな命名だけれど、「星のひとみ」という別名も持つ瑠璃色の小さな花びらが、青草のあいだに点々と広がる。にしてもやはり例年よりは早い。週末は、この冬一番の冷え込みとの予報。風邪はひかないだろうけれど霜用心だね。
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