牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

普通でレアな、コアな酒屋さん/牛込は弁天町、升本小沢商店さん

2008-04-12 11:56:57 | お得意先のご紹介(月例?)
仮巻樽(かりまきだる)、というのをご存知でしょうか?こんなのです。

いわゆる樽詰のお酒には、銘柄等が鮮やかに描かれた藁菰(わらこも)を巻いた本荷樽(ほんにだる)と、菰を巻かないで木の地肌のままの仮巻樽(かりまきだる)等の種類があります。

本荷樽は鏡割りなどの華やかな場に登場。
では、仮巻樽は、、、、質実剛健、樽からの量り売りに使われたりします。
樽からの量り売り、昔は少なくなかったようですが、今ではほとんど絶滅種。

でも、それをやっているお得意先があるんです
神楽坂(=早稲田通り)を上って、そのまま真っ直ぐずんずん行くと、少し広い通りに出ます。
「ろくでもないたべものや」と看板を掲げる「キッチンくま」


を横目にさらに進むと、外苑東通りとぶつかります。この辺りは牛込・弁天町。

そこを左折するとすぐ右手に見えるのが升本小沢商店さん。店構えは普通。
(朝の散歩のときの写真なので、まだシャッターが閉まっていますね)
確か「since1912」という文字も入っていたような、、、弊社とも100年近くのお付き合いになりますね。


このお店には、青松白鷹の仮巻樽が常備されていて、樽詰酒が量り売りされています。コアでディープ、レアな世界。
白鷹の樽といえば、樽を酒で洗っているので最後まで味が変わらないとか、最高の杉の香が、とか、いろいろ伝説があるのですが、そこら辺りはご主人が一番ご存知のはず。

是非一度お運びを!!

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キルケニー缶と新ジャンル。ビール系二題。

2008-04-11 10:24:06 | 酒のご紹介
文字通りの御紹介。

まずはこちら。先日のエーデルピルス缶の復活に引き続くうれしいニュースです。

キルケニー(kilkenny)330ml缶登場!!


キルケニー(kilkenny)は、アイルランドのビールで、その名前はこのビールが造られていたダブリン郊外にある町の名前からきたもの。
いわゆるエール(上面発酵)タイプで、深いルビー色とコク、クリーミーな泡が特徴です。


これまでも日本に入ってきており、アイリッシュパブを中心に人気も高かったのですが、いかんせん樽(確か30リットル)しかなかったので、楽しめるところも限られていました。
今回の330ml缶としての登場は、家庭はもちろん、ちょっとしたビア・バーなどでも楽しめるようになるかもしれません。
発売は確か5/21ですが、予約受注ですので、確保したお店に急げ!ということになります。この商品に限り、(箱単位ですが)ご要望に応じ弊社でも確保いたしますので、メール等で。
なお、お値段はプレミアムビールよりちょっと高めになると思われます。

酒ブログランキングではビールネタも多いようです

さて、スーパープレミアムの次は、一気に新ジャンル(第三のビール)です。
新ジャンルも、「安い」から、「健康」や「味のバリエーション」等の付加価値を求める段階になってきました。
この商品は、「ビールの味」を追求したもの。

サッポロビール「麦とホップ」350ml缶、500ml缶

その名の通り、原材料は大麦とホップだけ。
「それならビールじゃん」と言いたいところですが、そこは一工夫。
大麦、麦芽、ホップで醸造された発泡酒に、大麦由来のスピリッツを混和。
いわば、アルコール分のあるホッピーを、麦焼酎で割った、ようなものでしょうか。

と言っても馬鹿にしたものではありません
試飲(ちなみに、最近の試飲缶は試飲缶デザインです。売っちゃう人がいるからとかいう噂も)してみると、なかなかのもの。


発泡酒や新ジャンルにありがちな、ビールとは違う「違和感のある香り」がありません。
これ、案外難しいものです。
常温で味わうと、少しアルコールを感じるのですが、冷蔵庫でキリッと冷やすと、きちんとコク・キレを感じます。(ちなみにベースとなる発泡酒は従来のものより長期熟成されているとのこと)

「スーパード○イ」をお好きな方にはかなりフィットするのでは。

こちらは6月からの発売。新ジャンルの台風の目になる予感。
価格は、、、、先ほどのキルケニーの半分くらいでしょうか、、、、何だかなぁ。

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地域のご縁も「ビールボーイズ」

2008-04-10 10:14:27 | 酒の本棚(書評?)
弊社の位置する飯田橋から江戸川橋、小石川にかけては出版・製本の街でもあります。
弊社から徒歩3分圏内でも、あの「ハリーポッター」の静山社キリスト教関連で名高い新教出版社、「指輪物語」やロアルド・ダールものを繰り出している評論社など、その道では有名な出版社が数多くあります。

今日の神楽坂涵清閣、順位はいかほど?

この本も徒歩3分圏内出版社の一つ。創元推理文庫等でおなじみの東京創元社からの新刊(2月)です。



竹内真(2008):ビールボーイズ、東京創元社、316p.

小説なので、ネタバレ注意です。内容は出版データベースのものをそのまま持ってきましょう。


北海道の新山市、正吉たちは、ビール工場の撤退のために憧れの茜が転校していってしまうのを惜しんで、秘密基地に集った。茜を転校させてしまうビールという存在へ復讐するために、皆でビールを飲んでしまおう! これが正吉の地ビール造りへと誘うきっかけだった。4人の仲間たちの12歳から30歳まで、ビールで結びついた友情と成長の軌跡を描いた感動の物語。名作『カレーライフ』につづく、フード系成長小説の決定版。きっとビールが飲みたくなるコラム付き。


「フード系小説」というのがあるとは知りませんでしたが、どうもこの人の作風のようです。
各章のタイトルが、「第○回ビール祭(●歳)」となっていて、上記説明のように、仲間たちの友情と成長の軌跡が、●歳の時にビールを飲みに集まった場面から語られる、というスタイルになっています。
こうした構成も面白いですし、サクサク読める割に文章がしっかりしていることにも感心。
(この構成、雑誌連載とかだと散漫になってしまいキツいと思って巻末を見たのですあ、書き下ろしのようです)

そして、ビールについてよく調べている!!酒屋もビックリです。
その賜物は各章の間にちりばめられたビール「コラム」で、これだけでもちょっとした出版物になるのでは、という力作です。
また、ストーリーの中にも、いろいろと凝った形でその成果があらわれています。
文献資料だけではなく、実際の取材もされているようです。
弊社に一文を寄せていただきたい、とも思いました。

ちなみにこの写真は、、、ビールの仕込みを行うマッシュタンです。
ちょっとネタバレ注意。



一つだけ、しっくりこなかったのが、地ビールや地域の動向の感覚。
小説の中では1983年から2001年までのお話となっており、恐らくリアルな世の中での地ビール動向も描かれた通り(つまり、正確に取材されている)なのですが、あの頃って、地ビールにフォローの風が吹いていました。

これを地域の疲弊も進んでいる2008年の今、読むと、「そんな時代もあったなぁ」となってしまいます。
その後、大変なご苦労をされて、しかし着実に歩まれている地ビール業者の方も少なくありませんので、後日談みたいなものも書いていただきたいなぁ、とも。

ちょっと早いけど、ゴールデンウィークには東急ハンズで地ビール手造りキットを手に入れて、ビールを仕込みながらこのビールボーイズをご覧になっては如何でしょうか?


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日経焼酎ランキングよりもこれ!! 発表!バリューボルドー(Value Bordeaux) 2008

2008-04-09 10:53:53 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
弊社ホームページへの検索キーワードや、お問い合わせのポピュラーなものとして、タイトルに掲げた日経焼酎ランキングなどが挙げられます。メディアの力が大きいこと、改めて感じます。

ただ、問屋としては、必ずしも釈然としないものが残るのも事実。
と、いうのも、例えば日経のランキングを例にとると、ちゃんと選定基準も公表しており、その意味では公明正大なのですが、実際に基準を見てみると、「飲みたいと思う銘柄を挙げてもらって集計」という、味わいというより(頭の中の銘柄イメージも含めた)主観が入りまくり、なんです。

ですから、プレミア焼酎や、蔵元直接流通で有名な日本酒銘柄などがずらりとランク・イン。ますますプレミア度に磨きがかかる、というもの。

まあ、こうしたお酒がおいしいのは確かなのですが、他にもおいしいお酒も山ほどあるし、「味わい」を虚心坦懐に評価するものは少ないというのが素直な印象です。
いわゆる「鑑評会」はそれにあたりますが、それ専用の仕込がされていたり、評価が結構細かい(細かいポイント制)かったり、結果が公表されていなかったり、一長一短。
(下は薄くて読み難いけど、焼酎の鑑評会の評点シートです)


そんな中、注目している企画が、タイトルのバリューボルドー2008です。
これは、フランスのフランス食品振興会(SOPEXA)・ボルドーワイン委員会(C.I.V.B.)が、ボルドーワインの多様性やコスト・パフォーマンスの高さをアピールするため、行っているキャンペーン。世界主要市場にて’Bordeaux abordables(手頃な価格帯のボルドーワイン)’として展開されています。



わが国での<バリューボルドー2008>は、赤は2001年以降、白は2004~06年のヴィンテージ、価格帯は1,000~3,500円で、現在国内で流通している全商品を対象とし、インポーター各社により提供された合計約600本を日本のワイン界を代表する10名のブラインドテイスティングにより採点、合計点数の高い上位のワイン100を選出したもの(100本の中での順位はありません)。

2007年と2008年のリストを見比べると、銘柄の入れ替えがあったり、選出されているワインのインポーター栄枯盛衰があったり、「本当に業者の思惑抜きでやっている」と感じさせます。

弊社でもこれをネタに販促資料を作成してみました。


なぜ、焼酎や日本酒でこういうことができないのか?
たまに、酒屋さんとかの主催で(こじんまりとした)ブラインドテイスティングはあるようですが、メディアに大きく出るようなものは本当に少ないですね。
やはり和を以って尊しとする日本だからでしょうか。ちょっと劣等感。


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入魂!コーン(とうもろこし)麹の魂麹@松屋浅草試飲販売&若潮酒造は三越本店だ!!

2008-04-08 10:16:53 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
先日ご紹介いたしましたように、本日より池袋三越で白鷹さんの試飲販売が開始されます。
皆々様にはよろしくお引き立ての程、御願い申し上げます。


と、思っていたら、他の催事をいくつも忘れていました。

まず、三越本店さんでは、先週からの三越・伊勢丹ホールディングス誕生祭での別撰・前田利右衛門等の展開に引き続き、本日から若潮酒造さんの試飲販売が開催。

さまざまな商品があるのですが、少し体系的に見ていきましょう。メモのご準備を。

保守本流の「さつま若潮」をまず中心に据えましょう。
これに対し、甕壺仕込+木製蒸留器と、プロセスにこだわったのが「千亀女」
この「千亀女」には麦焼酎「千亀女(麦)」もありますので比較も面白い。

また、「さつま若潮」は白麹なのですが、伝統的な黒麹(泡盛由来)を用いたのが「さつま黒若潮」
そして、黒麹よりもさらに遡り、明治期まで用いられていた黄麹(清酒由来)を用いたのが「さつま黄若潮」。


この麹違い、というのも面白い。

(※黄麹は気温の高い九州では腐敗しやすいなどの理由で黒麹にとって代わられました。現代での復活は醸造技術の進歩によるもの。また、白麹は黒麹の突然変異ですので、黒麹とは縁続き。この辺りは酒造組合中央会のHPにも詳しく出ています)


今回のイチ押しは、、、、この「さつま黄若潮」としましょう。
清酒を思わせる華やかな香り、ほのかな甘みの中にキレもあります。

ここらでちょっと、閑話休題


さて、次へ行きましょう。
明日からは松屋浅草店で、田崎酒造さんの試飲販売が開催されます。
田崎酒造さんのラインナップも多彩です。
メインの「七夕」黒麹バージョンの「黒七夕」ときます。この辺りは先ほどの若潮さんのバリエーションと同じ趣向。

ここからがちょっと違って、原材料で工夫しています。
通常の芋の代わりに焼き芋を使ったのが「鬼火」です。黒麹バージョンは「黒鬼火」。本当に焼き芋の味がするのは驚きです。

そしてさらに原材料を工夫したものが「魂麹」です。

これは、通常、米を使う一次仕込みを、とうもろこしに代えたもの。
通常は米20%芋80%ですから、コーン20%芋80%ということになります。それがどの位違うものになるのか、、、。
バーボンからはコーンのキツさを感じますが、それ故でしょうか、15年熟成となっています。

百聞は一見に如かずとはこのこと。ネットで味を探すのではなく、ご自分で味わって下さい。

おさらいです。
 若潮酒造@三越本店は4/8(火)~4/14(月)
 灘の白鷹@池袋三越も4/8(火)~4/14(月)
 田崎酒造@松屋浅草は4/9(水)~4/15(火)
です。
東京メトロで回られる場合、池袋→(丸の内線・大手町乗換え半蔵門線)→三越前→(銀座線)→浅草がよろしいかと存じます。

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酒類メーカーのM&A

2008-04-07 10:59:27 | 酒の情報(酒エトセトラ)
先日、フリーペーパーのR25で、SMIRNOFFウォッカってロシアの会社じゃなくて、アメリカの会社だったんだ、と改めて知った(と思った)のですが、、、、実はDiageoという英国の会社でした!!

この会社、1997年に、あのギネスと同じく英国の食品・酒類会社が合併してできたもので、スミノフやギネスの他に、ジョニーウォーカー、ハーゲンダッツ、バーガーキングといったブランドを持っているとか。何でも世界最大の酒類メーカーだとか。

じゃあ、もう一つウォッカで有名なアブソリュート(ABSOLUT)は?と調べてみると、これはスウェーデンの会社でした。

ところが、、インターネットでABSOLUT×VODKAと検索してみると、、、、今日付けのこんなニュースが。

世界第二のワイン・スピリッツメーカーであるフランスの酒造会社ペルノ・リカール社が、Absolutウォッカで有名なスウェーデンの国営の酒類メーカーであるVin&Spirit AB(V&S)を56億3千万ユーロで落札した。

先ほどのAbolutのHPでは、「世界で三番目のスピリッツメーカー」とあったので、二番目が三番目を買収したことになります。

また、記事の中では、

(Aboluteは)Diageo社のSmirnoffウォッカ、Bacardiのラム、そして同じくDiageo社のJohnnie Walkerスコッチについで4番目のブランドである、とも書かれています。


スピリッツ業界、世界では大変なことになっているのですね。
それを考えると、最近ちょっとずつ浸透し始めた南大東島のサトウキビ・ラム酒コルコル(COR COR)って、適当な例えではないかもしれませんが、竹槍で戦車に立ち向かう、という感じですね(芋焼酎も「火縄銃」くらいでしょうか)。

逆に言えば、お酒で「地域の物語」が紡げる日本というのは、お酒にとって幸せな国、なのかもしれません。

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最近の若い者は、、、、キリンビール「新社会人の飲酒意識と仕事観」に関する意識調査結果

2008-04-05 12:27:44 | 附属酒類経済研究所
今朝は小石川の播磨坂。長く連なる桜並木の下を遊歩道が走っています。
昨夜も遅くまでお花見宴会が盛んだったのでしょう。


そんなお花見宴会の翌朝は、こんな風景もよく見かけます。


そう、宴会で使われた空き缶の収集風景です。
収集袋から透けて見える缶の種類を見てみると(ちょっとストーカーみたいですね)、、、、
ビールよりも発泡酒、そしてそれと同じくらいチューハイの空き缶があるのがわかります。
うーん。やっぱりビールは苦しいのかなぁ、と思っていたら、キリンビールから「新社会人の飲酒意識と仕事観」に関する意識調査の結果が発表されていました。

プレスリリースから結果を見てみましょう。

普段飲むお酒は「チューハイ」や「カクテル」が多く、社会人になったら飲みたいお酒は「ワイン」や「ビール」。これは2005年の調査開始以来定番の顔ぶれ。


社会人になったらお酒を飲む機会も増えると考えている、ということですが、その際、優先したい相手は、“会社関係優先派”(64%)が昨年より約7ポイントアップ。また“プライベート優先派”(26%)も同性の友人を中心に増加している。ハッキリしてきた、のかな。


そして、飲み会で使う金額です。

最も多いのは「3,000~4,000円」ですが、その相手別(会社、友人、恋人)の詳細を見ると、会社や友人では安い部分が厚く「5,000~6,000円」になるとほとんどなくなるのに対し、恋人相手の場合、「9,000~10,000円」「10,000円以上」の階級でも結構な割合があります。

「恋人相手だと良いところに行く」のか、あるいは消費税210%の「男はつらいよ(ご馳走)」ということなのでしょうか。

「新入社員諸君」の山口瞳さんがこの状況を知ったら、何と言うのでしょうか?
(あ、あれはアンクルトリス、サントリーでした)



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恒例!!春の白鷹試飲販売@池袋三越

2008-04-04 09:59:46 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
週末はお花見のラストスパート。
ご近所の筑土八幡神社もいい感じ。


なんと、朝から場所取り?のブルーシートが敷かれています(イイのかな?)。


で、お花見フィーバーも一段落した来週は、花の下で一人しみじみと、あるいは自宅でのんびり一献、も良いもの。


お昼休みに、酒ブログ・ランキングでも


さて、恒例になった池袋三越さんでの白鷹の試飲販売。今回はそんな「しみじみ一献」がテーマです。

4月8日(火)~14日(月):春の白鷹試飲販売@池袋三越地下1階

「しみじみ一献」のイチ押しは「超特撰 白鷹」

以前もご紹介いたしましたが、この「超特撰 白鷹」、最も白鷹らしい酒の一つ。
純米吟醸ですが、ひところ流行った華やかな香りや味わいを特徴とするものではなく、「生酛(きもと)造り」ならではの腰の強さ、豊かなコクと厚みのある味わいが酒通好みの逸品です。

私は普段は常温で楽しんでいますが、冷やして良し、酒好きは「ぬる燗!!」と言っております。
お値段も、四合瓶(720ml)で1,575円(税込)と「自分用」の価格帯。
今回はお試しにもちょうど良い300ml瓶(630円、税込)もご用意致しました。

おめでたい純米・伊勢ラベル弊社限定の吟醸・以心も併せてご提供しております。
これらは白鷹味わいマップ(当日、お配りしています)でも特徴的なポジションニングをとっておりますので、マップを眺めながらの飲み比べも楽しいかと存じます。

今回も「キング・オブ・売り子」の蔵元Sさんが売り場に立たれるとのこと。

彼に「升本ブログ見たよ」と言っていただいた先着一名様に写真の白鷹塗枡を、また、二番目以降の方にも利き猪口(すいません。お一人一つです)をプレゼント!

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記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?

2008-04-03 10:31:52 | 酒の本棚(書評?)
東京では早くに満開となった桜ですが、花冷えの陽気のおかげで長持ちしています。
昨夜も千鳥ヶ淵の人出は大変なものでした。



ちなみに、千鳥ヶ淵はどちらかと言うと「行列しながら桜を眺める」スタイルで、「花見で宴会」はお隣の靖国神社のほうで、ここは露店やテーブルも出て、飲めや歌えやの大宴会。


大宴会も良いですが、皆さん、無事に家までたどり着けましたか?

そう言えば、
昨日ご紹介したR25にも、そんなネタの記事が出ていました。

出所は、、、

川島隆太・泰羅雅登(2007):記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか、ダイヤモンド社、198p.



(ただ、厳密に言うと、この本のタイトルをネタにしただけで、おそらく中身は読んでいないのでは、という感じ。見方を変えれば、まさにアイキャッチーな秀逸なタイトルです)

著者の一人、川島隆太センセイはあの「脳トレ」で有名な方ですが、「飲めない」センセイとのこと。「底なし」の泰羅センセイとの共著。

それぞれのセンセイが共同研究も含め研究成果を説明した本文と、「飲める」「飲めない」それぞれの代表としての対談とが織り交ぜられています。

本文は結構まじめ。
例えばタイトルの質問に対しては、脳内には「ナビゲーションニューロン」というものが存在し、記憶が作れないほど酔っ払っていても、風景等から指示を出せることが判明したとか、酒を飲むと脳が萎縮し、それは連続飲用でも度数でもなく(生涯の)飲酒の量のみに関係するとか、興味深かったり怖かったり。

面白い実験結果もあります。

飲酒前と飲酒後で、簡単な図形テストを行った結果、正答率は飲酒前と後では変わらず、差が出たのは回答の速さで、飲酒後の方がなんと速く、また、MRIをかけたところ脳の活動領域が拡がったという結果!!

ただ、これに対しては「飲める」センセイは「脳が活性化し情報処理能力が高まった」と解釈していますが、「飲めない」センセイは「脳の能力が落ちたので領域が拡がったもので、スピードは適当に言っている可能性大」と正面衝突です。

まあ、変に紹介するより、実際に手にとられるのが一番!!

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一冊丸ごとお酒ネタ!!R25の別冊 特別発行

2008-04-02 10:45:09 | フリーペーパーの切抜き
フリーペーパーの価格破壊者、と言うのも論理矛盾で変ですが、「フリーペーパーは広告・紹介記事やクーポン券が主体」と概念を壊したのが、リクルートの「R25」

配布場所は4250箇所、発行部数は60万部ということですから、メディアとして無視できないものになっています。

最近では、女性向けのL25が定期刊になったり、いろいろな特別号も出ているようです。
そんな中、丸ごと一冊、お酒ネタの別冊が発行されました。

リクルートのHPを見ると、こんな紹介が。。。。

特別別冊『ROAD TO R25』が3月31日に配布されます!
4月…始まりの季節には、新しい組織やチームに不安を感じている人も多いのでは?
そこで今回は、チームの結束を高めるための“チーム飲み”を提唱する特別版を企画しました。
チームの「誕生」後は鋭い感性を。「成長」中なら刺激を。「逆境」にあれば癒しを。「復活」には祝福を…。
そんな“チーム飲み”に最適なお店もセレクト。真のチームへの道を目指して、いざ乾杯!!


で、実際に手にとって見ると。。。。。

確かに「チーム飲み」です。
要は、会社で飲もう!異業種交流で飲もう!友達で飲もう!地域で飲もう!みんなで飲もう!というコンセプト。

お店の紹介をはじめ、「飲みニケーション・スキル磨き」とか「(お酒の)びんを笛にしよう」とか「なぜ、記憶がなくなるまで飲んでも家に辿り着けるのか」とか、小ネタも満載。

なぜ、こんな一冊?と思ったのですが、裏表紙を見ると、、、、

そこにはSMIRNOFF ICE(スミノフ・アイス)の雄姿。そう、全編にわたりSMIRNOFF ICEの広告がちりばめられている、丸抱え状態。

SMIRNOFF ICEは、ウォッカSMIRNOFFをベースにしたアルコール5%~9%くらいの微炭酸飲料。
平たく言えばウォッカの酎ハイです。

ICE(レモンテイスト)のほかに、ICE DRY(グレープフルーツテイスト) ICE SPICE(ジンジャーテイスト)、ICE BLACK ICE(ライムテイスト)の4種類。


個人的には、ジンジャーの利いているICE SPICEとか、DRYさが強調されているICE BLACK ICEかな?

このR25の中でも、ところどころにスミノフの歴史が出てきており、全部つなげると、何でもスミノフブランドの誕生は1864年(江戸末期)で、ロシア皇室の御用達となりながら、ロシア革命で何度にもわたる死刑宣告を受け、命からがらヨーロッパを逃亡、パリから最後にニューヨークに辿り着き、禁酒法廃止後に「ホワイト・ウイスキー」として売り出され一台ブームとなり、復活を遂げた、という活劇さながらの歴史のようです。

いや、すごい。
でも、余計なお世話ですが、広告費、どのくらい?と心配になりました。
公表資料では、R25の広告は1P(全面)で250~300万円。タイアップ記事で40万円/1pということですから、、、、、、

さすが躍進ロシア(と言っても会社はアメリカ?)、太っ腹です。

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外資に負けるな!! 日本の伝統を守れ!!(別撰 前田利右衛門@三越伊勢丹ホールディングス誕生祭)

2008-04-01 09:38:02 | 酒の催事等ご案内(自社物件も違うのも)
ツイン・タワーの最上部に燦然と輝く枡の文様。
倉庫跡地に新社屋ビルが竣工致しました。

というのはエイプリルフールの戯言ですが、実はこのビルの持ち主、ドイチェバンクとちょっとしたことがありました。

ドイチェバンク、またの名はドイツ銀行、ドイツ有数の銀行グループです。
実は、弊社のドイツ支店に、このドイチェバンクから手紙が、、、中にはこんな一文が。

御社の枡のマークはドイチェバンクの商標を侵害している

はぁ?













確かに、ドイチェバンクの商標ではあるらしいのですが、、、、



枡の文様はわが国の伝統的な文様です。

どこのドイチェだか知りませんが、人様にとやかく言われる筋合いはありません。

結局、弁護士の先生にもお骨折り頂き、大きな問題にはなりませんでした。
外資って、怖いですね。。。。。







というのもエイプリルフールネタですが、他の酒ブログでもエイプリルフール?


今度は本当本気の催事ネタ。
昨日、フライングで一部を記事にアップしてしまったのですが、本日から開催される三越伊勢丹ホールディングス誕生祭で、限定販売の焼酎が展開。

<鹿児島/指宿酒造>別撰 前田利右衛門(25度/芋/720ml)…<限定>1,659円

こだわりの黄金千貫を原料に、手間のかかる二段仕込みで仕上げた青い瓶の「別撰」を「三越」と「伊勢丹」だけでお届け。



何と、鹿児島のTVではニュースにもなりました


何でも、伊勢丹のバイヤーが鹿児島県庁に知事を表敬訪問し、試飲もして頂いたそうです。
瓶も大変お洒落。。


限定数のみですので、お急ぎを。

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