牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

一冊丸ごとお酒ネタ!!R25の別冊 特別発行

2008-04-02 10:45:09 | フリーペーパーの切抜き
フリーペーパーの価格破壊者、と言うのも論理矛盾で変ですが、「フリーペーパーは広告・紹介記事やクーポン券が主体」と概念を壊したのが、リクルートの「R25」

配布場所は4250箇所、発行部数は60万部ということですから、メディアとして無視できないものになっています。

最近では、女性向けのL25が定期刊になったり、いろいろな特別号も出ているようです。
そんな中、丸ごと一冊、お酒ネタの別冊が発行されました。

リクルートのHPを見ると、こんな紹介が。。。。

特別別冊『ROAD TO R25』が3月31日に配布されます!
4月…始まりの季節には、新しい組織やチームに不安を感じている人も多いのでは?
そこで今回は、チームの結束を高めるための“チーム飲み”を提唱する特別版を企画しました。
チームの「誕生」後は鋭い感性を。「成長」中なら刺激を。「逆境」にあれば癒しを。「復活」には祝福を…。
そんな“チーム飲み”に最適なお店もセレクト。真のチームへの道を目指して、いざ乾杯!!


で、実際に手にとって見ると。。。。。

確かに「チーム飲み」です。
要は、会社で飲もう!異業種交流で飲もう!友達で飲もう!地域で飲もう!みんなで飲もう!というコンセプト。

お店の紹介をはじめ、「飲みニケーション・スキル磨き」とか「(お酒の)びんを笛にしよう」とか「なぜ、記憶がなくなるまで飲んでも家に辿り着けるのか」とか、小ネタも満載。

なぜ、こんな一冊?と思ったのですが、裏表紙を見ると、、、、

そこにはSMIRNOFF ICE(スミノフ・アイス)の雄姿。そう、全編にわたりSMIRNOFF ICEの広告がちりばめられている、丸抱え状態。

SMIRNOFF ICEは、ウォッカSMIRNOFFをベースにしたアルコール5%~9%くらいの微炭酸飲料。
平たく言えばウォッカの酎ハイです。

ICE(レモンテイスト)のほかに、ICE DRY(グレープフルーツテイスト) ICE SPICE(ジンジャーテイスト)、ICE BLACK ICE(ライムテイスト)の4種類。


個人的には、ジンジャーの利いているICE SPICEとか、DRYさが強調されているICE BLACK ICEかな?

このR25の中でも、ところどころにスミノフの歴史が出てきており、全部つなげると、何でもスミノフブランドの誕生は1864年(江戸末期)で、ロシア皇室の御用達となりながら、ロシア革命で何度にもわたる死刑宣告を受け、命からがらヨーロッパを逃亡、パリから最後にニューヨークに辿り着き、禁酒法廃止後に「ホワイト・ウイスキー」として売り出され一台ブームとなり、復活を遂げた、という活劇さながらの歴史のようです。

いや、すごい。
でも、余計なお世話ですが、広告費、どのくらい?と心配になりました。
公表資料では、R25の広告は1P(全面)で250~300万円。タイアップ記事で40万円/1pということですから、、、、、、

さすが躍進ロシア(と言っても会社はアメリカ?)、太っ腹です。

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牛込・神楽坂 酒類卸 升本総本店
http://e-masumoto.com/default.aspx
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