牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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課題は電源! コロナ禍対応の新商品「セルフお燗枡」

2022-04-01 12:35:03 | 酒の道具など
                          
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今日から新年度。
晴れやかな気持ちでスタート!したいところですが、ウチの経済研究所のデータ整理では、新型コロナの感染状況は再び悪化傾向にあることが明らか




(図中赤線の移動平均前週比がついに1.0を超えた(≒再び感染拡大))



それとも関連し、かねてより「既存の売り先以外で売り上げを立てる」というのと「アルコール以外で売上げを立てる」というのがコロナ禍対応の2本柱なのですが、こちらはそのうち後者の取り組み。
(先日来ネタにしている「燗酒」の流れでもある)




一見、何の変哲もない白鷹の桧枡ですが、これが優れモノの新商品(案)。

「セルフお燗枡」です。

下に見えるクリップ上の銀線は、ニクロム線で、日本酒を入れ、右上の赤い電源ボタンを入れると、電熱でお燗ができるんです。

また、燗酒、特に熱燗となると通常の磁器/陶器の盃だと、「アッちっち」となりますが、木材は熱を伝えにくいので、中身は熱燗でも手は全く熱くない、という桧の特性を活かした妙案。

課題の一つは電源で、試作品だと枡底にボタン電池2つを入れるようにしたのですが、これだと4回くらいで電池切れになってしまい、ランニングコストがかかりすぎ。

解決策としてはソーラーパネルをフチに貼る、という案も出たのですが、そもそも使う場面が部屋の中(しかも夜)なので、発電量はわずか。
かといってUSBケーブルでスマホとかにつなぐというのもスマホの容量的に厳しいし、しっぽ(ケーブル)が出ているのは×でしょう。

と、すると、あとはボタン電池ではなく乾電池なのですが、底の厚み的には単四電池2本が精いっぱいで、それで何回分のお燗ができるのか。

販売までにはその辺りを解決する必要がありますね。
クラウドファンディングで開発費を募ることも含め、ちょっと考えていきましょう。


2022年4月1日の升本総本店でした。




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