牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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伊勢神宮御料酒「白鷹」を外国人にどう説明するのか、問題。

2024-02-03 11:10:15 | ご縁の会社・団体
                          
<href="http://sake-masumoto.co.jp/">

                           【公式HPはこちら↑】




百貨店様の年末の歳暮需要。今回はかなり残念な結果となりました。
やはりコロナ禍を経て法人需要が減少した(←年賀状も出さない会社も増えました)のと、値上げの影響も多かったかも。
食品の詰め合わせの場合は量や組み合わせで価格が据え置き可能なのに対して、お酒の単品商品の場合、値上げがそのまま歳暮商品の価格に影響するんですよね。

そんな百貨店様ですが、インバウンドを狙いたいということで、我らが白鷹で企画を考えようかなぁ、と思ったりするのですが、ちょっと悩ましいのが、白鷹のアピールポイントの一つである「伊勢神宮御料酒」というのを、外国語、たとえば英語でどう説明するか。

日本語での読みをローマ字で「Ise Jingu Goryosyu」としただけでは通じないですよね。

とはいえ、勝手に作っても叱られそうなので、白鷹さんのホームページを見てみた。





日本語ページとの対応でいうと、上のキャプション的なところ。

【日本語ページ】
伊勢神宮御料酒献上蔵


【英文ページ】
"Ise Jingu Goryosyu"
Dedication Brewery


なるほど、「Ise Jingu Goryosyu」という読みと、Dedication Breweryという意訳を並列しているんですね。

下の説明の部分は対比するとこんな感じ。

【日本語ページ】
全国唯一伊勢神宮御料酒献上蔵の白鷹。

【英文ページ】
Hakutaka is the only ise jingu shrine sake brewery in Japan.


うーん、判ったような判らないような、です。
(Ise jingu が神社であることは判るとして、「shrine sake brewery」はどう受け止められる?)

悩みながら商品一覧を見ると、「特別純米 伊勢神宮御料酒」の商品説明はもうちょい踏み込んで記されていました。





【日本語ページ】
伊勢神宮の神々の食事の時に供される清酒を御料酒といいます。
全国数ある蔵元から唯一白鷹のみが御料酒の栄誉を賜り、それを記念した特別純米酒です。


【英文ページ】
The sake served at the meal of the gods of Ise Jingu Shrine is called "Goryosyu".
Only Hakutaka received the honor of the fee sake from a number of breweries in Japan, and it is a special junmai sake to commemorate it.


そうですね。「御料酒」はこの説明でいけそうです。
「それを記念した純米酒」というのは正しいけど回りくどい。
「神様のお酒を売ります」の方がアピールするけど、まあこれがベースになるのかなぁ。

検討開始、しますよ。




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