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20年位前でしょうか、仕事の関係で2年ほど秋田県の横手市に2カ月に1回くらいの頻度で通っていたことがあります。
市の仕事だったこともあり、横手市やその周辺の地域のことも色々と見聞きさせてもらった(ベタな例では横手の「かまくら」とか「横手焼そば」とか)のですが、恥ずかしながらこちらは初耳でした。
横手のどぶろく 後世に
秋田、「最後の杜氏」に5人弟子入り
秋田県横手市山内地区の集落で、途絶えかけたどぶろく造りを継承しようと、醸造所「さんない四季彩館」の若手5人組が奮闘している。「最後のどぶろく杜氏(とじ)」の教えで造った酒は、予約段階で売り切れるほどの人気に。5人は、伝統の一品を通じて地域を盛り上げようと前向きだ。
山内地区というのは当時の山内村ですね。
当時、お酒の仕事ではなかったものの市の方からは「山内村と言えば山内杜氏という日本酒の流派があって」とか教えてもらったりしたのですが、「どぶろく杜氏」という認識はありませんでした。
平成中ごろの地域おこしの「どぶろく特区」がきっかけなのでしょうか。
というか、お酒の商売の中でも「どぶろく杜氏」という言葉自体が初めてかも。
そもそも日本酒の場合、お酒を造る人々は「蔵人(くらびと)」さんで、杜氏さんはその統括責任者。
杜氏さんは頭としてプライドを持ってその任に当たっておられますし、蔵人の方々は杜氏さんを尊敬の念で見ています。
醸す人=杜氏ではないし、イコールだと獺祭さんのように「杜氏のいない酒造り」というのは論理的に破綻しちゃいます。
ただ、最近では「新卒で駆け出しの女性杜氏」という使われ方もするので何が正しいのかよく分かりませんね。
記事も文脈的に「どぶろく」を醸すのを「どぶろく杜氏」と呼んでいる気もしますが、特に「山内杜氏」の文脈で語られると杜氏の安売りという感もありますね。
天下の日経新聞なので、その辺りは意識して使われているのでしょうが、ちょっと気になりました。
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