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ちょっと前から、業界紙などで、昨年の世界のワイン消費についての数字とかを見るようになりました。
これは去る4/20にOIV(国際ブドウ・ワイン機構)の発表があったことによるものです。

webセミナー形式での発表のタイトルにもあるように、「2020年は忍耐の年」で、世界の消費量は2億3400万ヘクトリットルと前年比2.8%減。
リーマンショック以来の低下幅らしいです。
ただ、国別の状況を見て、ちょっと驚いた。

上の画面キャプチャは各国の消費量(上図)と増減幅(下図)ですが、消費量のトップ10のうち、とにかく大きな落ち込みなのが中国(17%減)で、それ以外ではスペインが7%減、オーストラリアが4%減。
一方で、消費量でワン・ツーの米国とフランスは0%、4位のドイツも0%と横ばいの数字。
3位のイタリアはなんと8%の増!です。
コロナ禍の下で、我が国の酒類消費は東京だけでなく全国的にも落ちていて、前年比で1割2割減っているのでは、とも言われていますが、それに比べ、(ワインに限った数字ですが)横ばいとかプラスとか、景気の良い話です。
昨年は欧米ではロックダウンが続き、ある人の話ではパリなどはレストランとかは1年間休業が続いているということなのに、、、、
なぜこういう数字(要は落ちていない)なのか、いくつか仮説を考えてみました。
①コロナ禍での減少を打ち消すだけの中長期的な増加トレンドが存在していた。
⇒国によってはありそうですが、元々ワインの国であるフランスとかイタリアでそんなことはない気がする。
②よく言われるような、コロナ禍の下での通販など進展で、自宅でも飲む量は変わらなかった。
⇒これはありそうですが、日本ではお酒全体で減少していますよね。米国はさておき、フランスやイタリアの方が日本より通販等の仕組みが充実しているとは考えにくいので、これも?です。
③巣ごもりでイライラして自宅でお酒(ワイン)を飲むようになった。
⇒ロックダウンが進んでいる国ではそれもありそうですが、、、、日本人は忍耐強いのでしょうか。
④そもそもお酒(ワイン)を飲むのが家庭内が多かったので、飲食店の休業があまり響いていない。
⇒案外、これも影響している気がします。上の図での日本でのワインの減少が「1%」というのもこれと関係していそう。
上の中では④、すなわち彼我の飲酒場面の違いかなぁ、という気もします。
これは結構大事な話なので、データがあるのか、調べてみたいですね。
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