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今日もまた、焼酎のお湯割り。仕込み水は蒸留水?

2016-12-24 12:25:24 | 附属酒類経済研究所
                           
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昨日、鹿児島では焼酎のお湯割りはお湯が先!というのが常識らしい、と聞きかじりで書いてしまいました。


後からちょっと心配になり、調べてみましたが、まあ、そういう声が多数派のようですね。一安心。

※ただ、より「正しい」飲み方としては、「じょか」に前割をしておいたものをお燗、というのもあるようです。


それはさておき、そこで見つけた薩摩酒造さんの「お湯割り研究所」というサイトに、「お湯割りの割合」という、面白い絵(グラフ)を見つけました。




芋焼酎をお湯割りにしたときの、アルコールと(さまざまな)水の割合を絵にしたものです。

左の絵:
芋焼酎の原酒は37%のアルコール度数。
⇒100のうち、アルコールが37、63が蒸留水

中の絵:
一般的な25度の芋焼酎は、焼酎工場で蒸溜したアルコール37度の原酒に、
水を加えて25度に調整されたものを出荷。
⇒100のうち、アルコールが25、蒸留水が42.6、(蔵元での)割り水が32.4

右の絵:
その25度の芋焼酎を5:5でお湯割りで飲む。
⇒100のうち、アルコールが12.5、蒸留水が21.3、(蔵元での)割り水が16.2、そして(飲む時の)お湯が50

つまり、お湯割りのお湯が味を決める!というメッセージですね。


なるほど、です。


ただ、「?」と思ったのは、蒸留水(仕込み水)という表現。


仕込み水に蒸留水を使っている、、、、ことはコストも含め考えにくいし、そもそも「仕込み水に霧島裂罅水を使用」など、仕込み水の産地?を誇らしげに語る蔵元さんも多いし。
(あ、これは「霧島」の例ですが、「霧島裂罅水」って、読めますか? 「きりしまれっかすい」です)


と、すると、焼酎原酒は蒸留されてできるので、仕込み水も蒸留された蒸留水になるということなのでしょうか?


まあ、「鹿児島大学焼酎製造学研究室教授」という方が書かれているので、間違いではないのでしょうが、「仕込み水も味に影響」ということからも、ちょっと違和感。


今日もまた、教えて!偉い人!です。


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