牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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大隅先生のノーベル賞受賞記念品は酵母からの贈り物のお酒「出羽桜・一路」です。

2016-12-12 12:29:31 | 酒の情報(酒エトセトラ)
                           
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もしかしたらノーベル賞史上初めてかもしれない。





ノーベル医学生理学賞を受賞された大隅先生。


その晩餐会、日本時間で昨日の早朝に開かれたようで、昨夜から幾つかのニュースで報道されていました。


例年、どんなお酒が供されたの?といった話題が気になりますが、今年は別の意味で「!」です。


それは大隅先生のスピーチ

「私は酵母(イースト、yeast)をおよそ40年間研究してきた研究者です」から始まり、「イースト」を連呼しています。


そう言えば、インタビューでもお酒好きを公言されている大隅先生、以前、別の賞の受賞時にはオリジナルのウィスキーを配られた、ということをご紹介しました


その名も、「Lessons from Yeast(酵母からの教え)」


いやぁ、酵母もうれしかろう、と思っていたら、スピーチの中でも酵母から得たものとして

many lessons and wonderful gifts from yeast,
(たくさんの教えと、素晴らしいギフト)


とした上で、好きなものとして

SAKE and liquor
酒(日本酒)と(その他の)酒類だ


と、お酒(日本酒)を特出しして頂きました!


画面がすぐに替わってしまったので、ネットで探してみた。


あった


このANNニュースでは

「酵母から多くの教訓と贈り物をもらった。なかでも一番好きなのは酒だ」

となっていますね。


ちなみに、スポニチでは

最後のスピーチでは「(研究対象である)酵母からの贈り物に感謝している」と話した後に「(その贈り物で)一番好きなのは日本酒と蒸留酒です」と付け加えて会場の笑いを誘った。

liquorを「蒸留酒」と訳していますが、これは他のニュースソースのようにお酒一般をさしていると理解した方が良いですね。

いずれにせよ、「SAKE」という言葉を特出しして頂くとは、ありがたいことです。

SAKE(JAPANESE SAKE)という単語がどのくらい世界で認知されているかは定かではありませんが、これをきっかけに「ノーベル賞のDr.オオスミが一番好きだと言っているSAKEとは?」と興味を持っていただければ良いですね。

ただ、その先なのですが、どうしても日本の場合(外国も?)、「銘柄」の話になりがちです。

ちなみに大隅先生、ノーベル賞受賞の記念品として、オリジナルラベルのお酒を造られたそうです。


こちら


蔵元は山形の出羽桜さん。

「酵母の研究者らしく日本酒が良いのではと考えているのだが」と、友人の研究者に相談し、出羽桜を紹介されたらしいです。

中身は純米大吟醸の「一路」で、ラベルには上掲した「Lessons from Yeast」と書かれているようです。



出羽桜さんと言えば、問屋仲間の小泉商店さんの特約蔵元さんですね。

今度先輩のKさんにお願いして、飲ませてもらおうっと。



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