牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

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虎拳、酔拳はジャッキー・チェン。ズブロッカはウォッカ。ずぶろくは変人、です。

2016-12-15 12:52:01 | 附属酒類経済研究所
                           
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昨日の記事のタイトルは「飲んでないのに酩酊感」

「酩酊」ってもちろん「めいてい」と読みますが、一昨日かな、違う仮名がふってあるのを新聞で見ました。


こちら


日経朝刊の最終面の文化欄。今週は「江戸の愛嬌十選」となっています。

題材に挙げられているのは喜多川歌麿の「酩酊の七変人」。

この「酩酊」の記事でのフリガナが「ずぶろく」となっています。


実際にその浮世絵を探してみると、

確かに
(より正確には、「づぶろく」、ですね)



「ずぶろく」という言葉、あまり使いせんが、愛読書?の新明解国語辞典にも載っていました。
愛する理由などはこちら


ずぶろく
(東北・関東・中部方言)酒に酔って正体の無いこと。




これはズブロッカ
(「ズブロク」と音は良く似ているし、何か関係あるのでしょうか。。。。。)


webの和英辞典にもありますよ

彼はズブ六に酔っている
He is dead drunk.

ズブ六になるまで飲む
He drunks himself dead drunk.



いやぁ、市民権を得ているんですね。

それはそれと、「酔っ払い」って他にどんな呼び方があるのか、ちょっと気になりますね。

もう一つの愛読書(というか、机の傍らに置いてある)、「類語大辞典」を見てみました。


こんな辞典
(結構厚い)

「名詞」「ヒト(を示す)」という欄にもいくつか出ていました。



酔いどれ
飲んだくれ
飲ん兵衛
飲み助
酒乱
酔漢
酔客



ちなみに、「副詞」になるとこうです

ぐでんぐでんに
へべれけに
べろべろに
べろんべろんに


ひらがなになると、「ぐちゃぐちゃ感」が横溢してきますね。


最後の方に、こんな言葉がありました。


酔生夢死

酒に酔って、夢を見ているように、なすところなく一生を終えること。



ちょっと怖い。
そうならないようにしなきゃ。





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