今朝、新聞をみて驚いた、のが
こちら
規制改革 医薬ネット販売緩和へ
酒類卸免許も 行刷会議が検討
行政刷新会議の「規制・制度改革に関する分科会」のとりまとめの中で、記事にあるような、医薬品のネット販売とか酒類卸免許、駅ナカ保育園、食品添加物の承認手続き、など250項目が規制緩和検討の対象になった、というものです。
規制改革は大事だと思いますし、酒類関係の制度改革も社会的に必要なものはきちんとやって頂ければ、と思うのですが、今回は納得いかない。
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というより、いい加減だ、と思います。
この行政刷新会議の規制・制度改革分科会ですが、昨年3月に設置されました。
ホームページによると、以下の視点での検討が行われています。
・国民に対する、多様で質の高いサービスの提供を妨げている規制・制度はないか。
・新たな事業者の参入や、事業者の創意工夫を妨げる規制・制度はないか。
・手続きの煩雑さが負担になったり、ムダや非効率を生んでいる規制・制度はないか。
で、実際には「人材」「物流・運輸」「IT」「金融」「住宅・土地」の5分野について、ワーキンググループを作り、改革の方向性や数百の具体的検討項目について議論がなされてきましたが、これらの議論の中や、昨年出された中間報告では、酒類業界について特に触れられていません。
ところが、昨年12月の第5回分科会で突然、こんな資料が出されたのです。
資料6
(紙ペラ一枚)
論点も何も無く、項目だけ。
議事録を見ても
ここで3点、追加をさせていただきたいと思っております。
1点は、酒類卸売免許の要件緩和、それから駅中保育施設整備に係る規制の緩和、そして食品添加物の承認手続きの簡素化・迅速化ということで、この3つを追加させていただいて、そして、既に各ワーキンググループから上がってきている各府省に対しての回答要請を行ったところであります(後略)
と、議論も何にもなし。
これがあたかも行政刷新会議の分科会で議論を重ねたかのように公表するというのはおかしい。
ついでに言えば、この「突然出し」の3点とも、今日の日経の記事で例示されている9つの項目に入っています。
今回の対象項目は約250項目。「突然出し」の3点が250分の9に全部入る、というのは記者レク資料とか何かに入っているなど、何らかの意図があると考えざるを得ません。
まあ、委員にコンビニの方も入っているし、その辺りからの「天の声」なのでしょうか?
でも、結論ありきではなく、きちんと議論して欲しいなぁ。
(「12月から真面目に議論した」とかこじつけそうだけど)
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