牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

三世紀に亘り問屋を営む升本総本店の徒然を毎日更新!!商品情報からビアガーデン・試飲等イベント情報、酒文化経済・書評等々!

二日酔いには袖の梅

2010-04-20 14:22:57 | 酒の道具など
弊社の年度区切りは3月末、でしたが、4月末で区切りを迎えるのが


こちら

木挽町の歌舞伎座です。


取り壊し・建て替えというので、「御名残公演」に行ってきました。


(気になって見に行った、裏↓のお稲荷さん。建て替え中、どうなるんだろう)



さてさて、夜の部の演目は


こちら

最後は団十郎の助六、華やかですね。


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で、助六と言えば花魁の揚巻(今回は玉三郎でした)。


花道から登場する際、「道を歩けば皆から盃が!」ということで結構酔っぱらっているという設定で、「あら、いけない」ということで、「袖の梅」という薬を飲んで、酔いを醒ます、という場面があります。


芝居の上では結構効き目があるみたいなので、ちょっと気になりますね。


袖の梅?

なんと、広辞苑に出ていました。

江戸時代、吉原名物の酔いざましの薬。頭痛や食傷にも功があったという。



ふーん、ということで、引用されてた本を本棚から


誹風柳多留 四篇


ありました!!





袖の梅 のんで上着の ままで寝る



何かそのまんま、という気もしますが、、、、、復刻して歌舞伎座の売店で売れば大当たり!なのに、、、、、そうか、ウチで作っちゃおう!


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