Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

羽黒山国宝五重塔へ行く

2024-09-27 20:36:53 | 散歩
今日の酒田は最高気温が26度ほど、まだ暑さは残っているものの良い天気でした
このところ休日に限って雨でしたので、今日は羽黒山の国宝五重塔を見に行くことにしました。
昨年も行ってはいるのですが、「杮葺き屋根改修工事」の真っただ中でしたので
足場が組んであり
その姿を見ることが出来ませんでした。
先日のローカルニュースで修理が終了したとの報道があり、「よっしゃ、早速見に行こう」と思った次第です
秋の行楽シーズンということもあってか、平日にもかかわらず、外国人を含む結構な観光客がおりました



五重塔へ向かう小さな神社が林立するあたりも観光客が多かったです

須賀の滝にもいろいろな観光客が・・・

国宝五重塔の少し手前にある国の天然記念物の「爺スギ」、杉林の右奥に五重塔が見えます

参道の奥に五重塔が見えます

平将門の創建と伝わっているようですが、現在の五重塔は600年ほど前に再建されたもののようです

さすがに歴史を感じさせます

別方向の参道からはこんな感じです

ここから先は一の坂と呼ばれる石段が続きます(見た目より急です)

これに続く二の坂はさらに長く急ですが、「二の坂茶屋」で一休みという楽しみもあります

ちなみに頂上にある「出羽三山神社」までは1時間30分ほどかかりますが
帰りは路線バスで戻ることもできます。


羽黒山の宿坊街 ➁

2024-09-08 23:19:40 | 散歩
今日の酒田は最高気温が28度で、天気予報では曇りだったんですが、日中は晴れて良い天気になったので
前回紹介できなかった羽黒山の宿坊街を歩いてきました。
まずは丸い窓が印象的な「善蔵坊」です
続いては最大150名も宿泊できる「奥井坊」
こちらは宿坊ではなく「出羽三山教本部」だそうです
170名も宿泊できる「宮田坊」
敷地内に大きな鳥居がありますが、奥の建物は「三山宮」?でしょうか
宿坊街について書かれた案内板
隣にある精進料理についての案内板
宿坊街の途中に正善院の本堂と重要文化財の黄金堂があります
本堂
重要文化財の「黄金堂」
山門には沢山の草鞋がぶら下がっていました
黄金堂についての案内板です
山門の道路を挟んで反対側にはこんな建物があります
「羽黒山修験道總本部」だそうです
宿坊に戻って、茅葺屋根が印象的な「太田坊」
檀家専門で70名ほど宿泊できる「勝木坊」
60名ほど宿泊できる「檀所院 大塚坊」
「西蔵坊」
30名ほど宿泊できる「東林坊」
看板が出ていないので、判らないんですが宿坊もしくは宿坊だったと思われる建物がいくつかありました


 
  こちらは誰も住んでおられないようで、ツタに覆われています

ついでながら、この雰囲気の良い小路は「自坊小路」だそうです

案内板がありました

まだ紹介していない宿坊がありますが、ウチからだと一時間もかからない場所なので宿坊に泊る機会はなさそうです。
最後に、正善院にはこんなことが書かれておりました

なかなか深いお言葉ですね









福地神社のハルニレ

2024-09-01 20:20:30 | 散歩
先日、羽黒山の宿坊街を訪ねた折、さほど遠くない場所にハルニレの巨木があるのを思い出し、ちょっと寄ってみました。
ハルニレというのは何のことはない楡の木のようで、日本全国で見られる普通の樹木ということでした
福地神社は旧羽黒町(現在は鶴岡市)にある神社で、ちかくには「あねちゃの店」という産直があります

以前に同じハルニレで三川町の天然記念物に指定されている「青山神社のハルニレ」を紹介しましたが
一見した印象では明らかにこのハルニレの方が巨木であるように感じられます

福地神社の御神木ということですが、細い幹が何本も集まったような独特の形状も印象的です

根に近い部分ですが、幹回りは5.7m程で、青山神社のハルニレと同じくらいでしょうか
ハルニレの場合、杉やケヤキのように10mを超える巨木はないようで、このサイズはかなりなもののようです


この角度だとウチの車が半分以上隠れます

福地神社の境内はとても良く手入れされており、地域の方々が大切にしていることが伺えます。
最後に今回のネタとは関係ありませんが、酒田には市役所の近くに「楡の木」という喫茶店があります



羽黒山の宿坊街

2024-08-30 22:01:26 | 散歩
今日の酒田は最高気温が34度と、えらく暑い一日でしたが、せっかく天気が良いので、羽黒山まで足を延ばしてみました。
羽黒山の近くには「手向宿坊街」と呼ばれる宿坊が沢山集まった通りがあるんですが
今回は随神門から比較的近い場所にある宿坊だけ紹介したいと思います。
ここが羽黒山の入口でありまして、すぐの所に随神門があります

以前も紹介しましたが、随神門の前には杉の巨木「夫婦杉」があります
二本の杉の合体木のようにも見えますが・・・

入口の鳥居の前の通りを右へ行くと茅葺屋根が印象的な「神林勝金」があります

この佇まいは他にはない魅力なのは確かです

ここの斜め向かいには「いでは記念館」がありますが、今回はパスして反対方向へ戻ります
山門の一番近くにある宿坊「大江坊」です

大江坊の前の通りを北へ進んでいくと、通りの両側にいくつも宿坊があります

生田坊

三山大愛教会

延命院

大進坊

田村坊

三光院

大聖坊

桜林坊

この通りの端にある旅館「羽黒館」、この向かいには「多聞館」という旅館もあります

ここから先へ進むと大きな宿坊が何軒もありますが、それはいずれ紹介できればと思います。
(もう少し涼しくなったら・・・)










羽黒山の巨木

2023-10-13 20:32:29 | 散歩
今日の酒田は天気が良く、行楽日和だったので、羽黒山へ足を延ばしてみました
(と言っても車で45分くらいで着きますが・・・)
羽黒山は山形県でも特に有名な場所のひとつですので、いまさらワタシが紹介すべきものではありませんので
ワタシなりの視点ということで、羽黒山に生えている杉の中で、国の天然記念物の指定されている2本を紹介します。
いきなり杉の巨木と言うのも何なので、お馴染み羽黒山の入口です

ここの少し手前から左に行くと宿坊が立ち並ぶ通りになっています
随神門です

随神門に向かって左側に立っているのが国指定天然記念物の「夫婦杉」です

樹木には詳しくないので判然とはしませんが、二本の杉が合体した可能性が高いらしいです

今回は2446段もある階段を登り切るには体力も時間も足りないように思えたので、とりあえず国宝五重塔を目指します
随神門から五重塔までは杉並木の中を下りの石段が続きます

行きが下りという事は、帰りにエラい目に合うということですね

ちなみに、羽黒山のスギ並木は全体が国の天然記念物に指定されています

画像が小さいので見えるかどうか判りませんが、この並木は慶長から寛永にかけて植林されたものだそうです
五重塔へ向かう途中には祓川に赤い色の「神橋」がかかっており、そこから須賀瀧が見えます
須賀瀧は人工的に作られたもののようです

さらに進むと、五重塔へ向かう道の少し手前に小道があり、そこを進むと国指定の天然記念物「爺杉」があります

近くまで行くとさすが巨木であることが判ります

本来であれば、右側の方に五重塔が見えるんですが・・・

五重塔は令和の大修復中でありまして、当分(2025年の春頃)まで見ることが出来ません。

羽黒山の石段はここから先が本番でありますが、今回はパスしました
ワタシは中学生の頃に上ったきりですが、来年あたりはチャレンジしたいと思っています。