Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

新着古伊万里(染付如意頭文五寸皿)

2024-01-17 22:39:29 | 古伊万里
手頃なお値段の品があったので、今年初めて伊万里を入手しました
「染付如意頭文五寸皿」

寛文期の品には三方に同じ文様を描いたデザインの品がよく見受けられますが
この品は三方に如意頭文を描いてはいるものの、その左右に別々の文様を描いているのがちょっとだけ個性的です。
如意頭文の左側は濃い呉須で文様を描いた上から塗りつぶしています

右側は朝顔のような花が墨弾きで描かれています

典型的な寛文期の様式と言える品で、特に面白味のある品ではないんですが
何分にもこの時代の品が好きなので、見かけると欲しくなるという、ま~「藍九谷病」かも知れません。
落款は一般的な「角福」で、裏白というのも寛文期らしい特長ですね

個人的にはもっと薄く鋭い高台の品が好きなんですが、350年の歴史を生きてきた品には違いありません。
もう少し時代が下がり、延宝期になると「青海波桐文五寸皿」のように洗練されたデザインになるのかも知れませんね。


古伊万里の図録

2024-01-14 22:48:04 | 古伊万里
ここ一週間ほど、数年ぶりに風邪をひいて(幸いにしてコロナでもインフルでもなかった)体調不良でありました
悪化することもないんですが、治るのも遅いというのは、やはり年齢に関係がありそうです・・・。

さて、私にとって古伊万里の大師匠であるDr.kさんが、小木先生の代表的な著作である「新集成 伊万里」を入手されたようなので
ウチにある小木先生の書籍を2冊ばかり紹介したいと思います。
「伊万里の変遷」

昭和63年に刊行された図録で、定価は一万円ですが、ワタシが入手したのは10年ほど前で、2千円くらいだったでしょうか
図録というよりは研究本としての性格が強いようで、昭和の終わりごろの伊万里研究の状況が伝わってきます。
続いては、「伊万里 誕生と展開」です

こちらは平成10年の刊行で、定価は「伊万里の変遷」と同様に一万円です
(もちろん中古本で安く入手しました)
こちらは「新集成伊万里」ほどの豪華さはないものの、カラーで掲載されているページが多く
伊万里の優品図録としても十分に楽しめるように思います。

さて、ワタシが初めて購入した伊万里の書籍はなにかというと、↓の双葉社から刊行された「古伊万里」というMookでした。

この書籍は1999年の刊行で、刊行されてすぐに八重洲ブックセンターで購入しました
当時は毎月のように東京へ出張に行っており、新幹線の待ち時間で八重洲ブックセンターへ走り、目ぼしい伊万里の書籍はないかと探したものでした。
図録では飽き足らなくなり、戸栗美術館を訪ねたのは翌2000年のことだったように記憶しています。




多福院のイチョウ

2024-01-05 20:40:18 | 散歩
今日の酒田は午前中は天気が良かったんですが、昼前から曇り午後には雨になりました
そんな中、酒田のお隣の三川町にある曹洞宗の寺院「多福院」へ行って来ました。
このお寺に来た目的は、境内にある幹回り5mを超えるイチョウを見るためです。
道路の反対側にある駐車場からですが、とても目立ちます

禅宗本堂の斜め前に素晴らしい存在感で鎮座しています

ある程度刈り込まれているのかも知れませんが、とても姿の良いイチョウです

さらに近づいてみると、小さな乳根らしきものが見えます

大きさと言う点では、以前に紹介した「三ヶ沢の乳イチョウ」や「湯田川の乳イチョウ」には及びませんが
ロケーションも含めとても見栄えのするイチョウですので、季節毎に訪れたい場所です。
ちなみに、国の天然記念物の「文下のケヤキ」はここから橋(蛾眉橋)を渡ってすぐの場所にあります。







今日の鳥海山

2024-01-04 19:54:43 | 日記
今日の酒田は朝からとても良い天気でした
鳥海山がとても綺麗に見えたので、会社の窓から撮影してみました
ま~、会社の窓からの撮影なので、余計なものが沢山写っていますが
中腹に雲がかかり、朝日の当たった鳥海山は霊峰といった趣です。
明日の午後辺りからは天気が悪くなるようで、さらに日曜日あたりからは雪の予報になっています。
昨年末に降った雪は消えましたが、あと二カ月近くは「冬」が続きます。

元旦に地震

2024-01-01 18:26:30 | 日記
日本海側は能登半島を震源とする地震でエラいことになっていますが
酒田も震度4ということで、そこそこ揺れました。
津波警報は出たままになっていますが、今のところ19時8分に80cmの津波が観測されています
満潮時刻が20時10分のようなので、そのあたりの時間まで注意が必要のようです。
(避難所に1500人超避難しているようです)
外ではヘリの飛ぶ音がしていますが、海上保安部が確認しているのかも知れません
ウチの会社で導入している安否確認システムによると、特に被害らしきものはなさそうですが
津波の浸水危険区域に住んでいる社員は一時避難しているようです。

まだ地震は頻発しているようですが、このまま収束して欲しいものです。