Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

廻館のケヤキと白糸の滝

2023-07-21 23:03:43 | 散歩
今日の酒田は最高気温が30度で暫くぶりで天気が良く、明日には梅雨明けということのようです
そんな訳で今日は、酒田のお隣の庄内町(旧余目町)の廻館地区にあるケヤキの大木を見に行くことにしました。
この大ケヤキは国道47号線沿いの判りやすい場所にあるんですが、今までは何の気なしに通り過ぎていた場所でした
地区の端のあたりに鎮座している大木ですが、樹齢は推定600年、幹回りは6m以上あるようです

根に近い部分を見ると確かにかなりの巨木であることが判ります

横には紫陽花が植えてありました

全体を捉えるのはなかなか難しいですが、こんな感じです
ちなみに、旧余目町指定の天然記念物になっています。

ここから国道47号線に戻り、旧立川町(清川地区には清河八郎記念館があります)、最上川沿いを「白糸の滝」へ向かいます。
ここには「白糸の滝ドライブイン」があり、以前はバス旅行でこの辺りを通ると必ず止まる場所でした

このドライブインの対岸にあるのが「白糸の滝」です
やや斜めから

ドライブインの中から良く見えます

ここしばらく雨が多かったこともあり、最上川は水量が多く濁っています


この時期は緑濃い最上峡ですが、今年は紅葉の時期に再度訪れたいと思います。(ウチから車で数十分で着きますが・・・)




50円硬貨の変遷

2023-07-14 21:27:35 | コイン
酒田でも明日あたりから大雨が降る予報が出ており、今日も昼前から雨になりました
そんな訳で計画していた場所へは出かけられませんでしたので、とりあえず現行コインのネタとなっております。
先日は百円硬貨の変遷について書きましたが、今回は50円硬貨について書いてみたいと思います。
まずは昭和30年に発行されたわが国初の50円硬貨「菊穴ナシ50円ニッケル貨」です
表面

この50円硬貨は昭和30年~33年の4年間だけ発行されており、ワタシが初めて手にした50円硬貨はこれだったように思います
裏面

この50円硬貨は直径が25mm、重さは5.5gあり、品位としてはニッケルが1000というものです
現在の500円硬貨の直径が26.5mmですから、かなり大きなサイズであったことが判ります。
続いては昭和34年から41年まで発行された「菊50円ニッケル貨」です
表面

デザインモチーフが菊であるという点は共通していますが、穴あき銭になったことでデザイン変更されています
裏面

直径と品位は「菊穴ナシ50円ニッケル貨」と共通ですが、穴があいた分だけ重量は少なく、重量は5.0gになっています。
昭和42年からは現在も発行されている50円白銅貨へと変わりますが、この三種類の50円硬貨を並べたのが↓の画像です

現行の50円硬貨が二回りくらい小ぶりなのが判りますが、これが高度成長時代のお金としての価値の変遷なのかも知れません。

蛇足ながら、現行の50円白銅貨ですが、昭和62年、平成22年~25年の発行枚数が極端に少なく
状態の良いものは数千円で取引されているようです。(サイフの中にあったら取っておきましょう)

百円硬貨の変遷

2023-07-12 23:16:43 | コイン
最近、非常に状態の良い昭和32年と昭和41年の百円硬貨を入手しましたので
ちょっとだけネタにしたいと思います。
(未使用ということで、コインホルダーに入ったままで撮影しています)
日本で百円硬貨が初めて発行されたのは昭和32年で、それが「鳳凰百円銀貨」です
表面(硬貨の表面は年号の入っていない面だそうで・・・)

裏面

この「鳳凰百円銀貨」はどのような理由かは不明ですが、昭和32年と33年の二年間しか製造されていません
そんなこともあって、ワタシはこの百円銀貨は一度も使ったことがありません
とは言え、この鳳凰のデザインにはずっと憧れを抱いており、ようやっと入手したことになります。
昭和32年当時、大卒の初任給が1万円そこらだったことを思うと、百円はかなりの価値があったんでありましょうか。
続いては昭和34年~41年に製造された「稲百円銀貨」です

ワタシが生まれて初めて手にしたのはこの百円銀貨でした
とは言え、小学校低学年の頃ですので、滅多に手にできないものではありました。
裏面

ちなみに、昭和57年に500円硬貨が発行されるまで、日本の硬貨の最高額はずっと百円だったことになります(記念硬貨を除く)
上記の二種類の百円硬貨は、「銀貨」と名乗っているように品位としては銀600、銅300,亜鉛100で、重量は4.8グラムです。

あえて画像は出しませんが、昭和42年以降は現在使用されている百円硬貨がずっと発行されています。
面白いことに、現行百円(桜百円白銅貨)も上記二種類の百円銀貨と同様に
材質こそ違えど、直径22.6mm、重量4.8gという点では共通しています。
蛇足ですが、あくまでも現行貨幣ですので、通貨としての価値は「百円」です。

上寺のケヤキ

2023-07-09 20:44:24 | 散歩
 このところ梅雨らしい天気が続いており、今日もなんとか曇りで持ちこたえたものの
とてもどこかへ出掛けようという気分にはなりませんでした。
そこで、6月に行った「鳥海山大物忌神社 蕨岡口之宮」の時に紹介し忘れた巨木「上寺のケヤキ」を紹介したいと思います。
このケヤキは見ての通り注連縄がかけられていますが、大物忌神社の御神木ということではないようです。
特に天然記念物とかそういうこともないようですが、樹高10m、幹の周囲が6mを超える大木なのは確かです。
幹の下の部分はまるで二本の足で踏ん張っているような形です
(普通の神社なら御神体にしそうな形ですね・・・)

ケヤキの大木が神社の御神木になっているケースは多いように思いますが
この「上寺のケヤキ」も近くで見ると凄い存在感です。

注連縄がカーブミラーの支柱との間に掛けられているのは。たぶんここしかないのでは・・・
ちなみに上寺地区は高台にあり、遊佐町がずっと見渡せます






永泉寺(ようせんじ)へ行く

2023-07-02 23:21:24 | 散歩
 今日は去年から行こうと思っていた、遊佐町の直世地区にある古刹、「永泉寺」へ行って来ました。
調べたところこのお寺は、7世紀に役行者によって鳥海山の中腹に開かれた道場が始まりのようで
1382年の現在の場所に創建されたとのことです。

道路から山門へ行く石段ですが、現在は通れないようです

石段の登り口の左側にある杉の巨木

右側の石灯篭の横にはイチョウの古木があります

とりあえず別の道を通って山門の裏側へ辿り着きました
山門の裏側です

表側に回ると立派な仁王像があります
阿形

吽形

ここの山門は天井が素晴らしいことで有名で、極彩色の天井画が描かれています

これだけのものは滅多にありません

本堂が見えて来ましたが、遠目にも雰囲気の良さが判ります

さらに近づくと、その魅力が強まります

本堂の左側の建物

小高い場所にありますので、桜で有名な中山河川公園の方まで見渡せます

近くには山形県の名水百選に選ばれている「落伏清水」があります

水の綺麗な場所ですので、美しいカワトンボがひらひら飛んでいました

シオカラドンボもいました

さらに雰囲気たっぷりの皇大神社もあるんですが、急な階段をかなり上るので今回はパスしました

今回は駐車場の有無が不明でしたので、少し離れた場所にある「枡川孵化場」に車を止めさせてもらいました

枡川孵化場
ちなみに、「牛渡川」は、ここからそう遠くありませんので、ぜひ一度訪れて欲しい場所ではあります。