酒田は九月に入っても暑い日が続きそうですが、天気予報によると明日の明け方から雨になるようで
三週間ぶりの雨で少しは涼しくなりそうです
今日も最高気温が34度ほどあり遠出は厳しいので、近場でのネタとなっております。
という訳で、酒田のお隣で鶴岡市との間にある三川町を代表する巨木を二本紹介したいと思います。
まずは「青山神社のハルニレ」です
青山地区にある小さな神社です
「青山神社のハルニレ」は三川町の天然記念物に指定されています
雰囲気の良い参道です
社殿のすぐ右側に生えているのが「ハルニレ」です
近くで見ると確かに巨木です
案内板がありました
樹齢300~350年ということは、延宝~享保あたりから存在していたことになりますね
社殿のすぐ近くあるのでうまく撮れず、とりあえず根に近い部分で大きさを想像して下さい
続いては、旧国道7号線沿いの押切新田地区にある「山の神のケヤキ」です
この位置からの画像だと大きさが伝わりませんが、三川町指定文化財の表示があります
さらに近づくと、斜めに伸びたケヤキの姿が見えて来ますが、これでも大きさは伝わりません
西側へ回ってみると、その大きさと存在感が判ります
大きな幹から四方向に分かれて大きな枝(?)が伸びているのが判ります
枝分かれしている部分のアップですが、きっと昔の子供は上って遊んだであろうことが想像されます
掲示板がありました
樹齢350~400年ですから、江戸初期から生えていたことになります。
このケヤキはこの辺りのシンボルのような存在で、昔はこの木のすぐ横でレストランが営業しており、若い頃に行った記憶があります。
現在は青果市場の仲卸さんが週に二日、直売所として使っているようです
ちなみに、この近くに公設青果市場があります。
ちょうど、この木が芽を出した頃、古伊万里が北前船で酒田に盛んに運ばれ始めた頃なのでしょうね。
古伊万里が、北前船で酒田に運ばれ、更にその周辺に運ばれていく様子を、じっと見つめてきたのでしょうね。
そう思って見ると、感慨もひとしおですね(^_^)
結構巨木になるのですね。
写真のケヤキはまさに山の神の名がピッタリの巨木ですね。
神秘的な貫禄があります。
そういった点で妙な親近感を感じます。
こういった樹木に比べれば、人間の一生は短いものだという思いがしてきます。
調べたら日本全国にあるものの、北方に多いらしいです。
「山の神のケヤキ」、ここは以前は鶴岡へ向かう幹線道だったので
何度となく通っているんですが、近くで見たのは今回が初めてでした。