Diary Of 酒田の人

田舎住まいの60代サラリーマンの趣味の日々

玉簾の滝へ行く

2021-07-16 20:34:46 | 散歩
今日の酒田は梅雨明けしたこともあって晴天なのはいいんですが、最高気温が31度という暑い一日になりました
そこで涼を求めて旧八幡町(現在は酒田市)の升田地区にある「玉簾の滝」へ行ってきました。
この滝は映画やTVドラマのロケで何度か使われており、特に有名なところでは「花のお江戸の釣りバカ日誌」で使われています。
駐車場は結構広いんですが、平日ということもあって空いておりました

駐車場から滝まで遊歩道を歩いて300mほどです
遊歩道入口の鳥居
少し進むと、「目洗い石」という大きな岩があります
さらに進むと「御獄神社」と「玉簾の滝」の由来を書いた案内板があります

「御獄神社」の自然石を加工した鳥居と社が見えてきます
御獄神社
この神社の裏側に玉簾の滝がありますが、神社の左側には御神木である千年杉の大木があります

この横を抜けると、いよいよ玉簾の滝です
滝の水が流れ込む涼しげな水辺です
遊歩道の途中から見える鳥海山、まだ雪があります
実は「玉簾の滝」へ行ったのは約40年ぶりでありまして、その頃に比べると随分と有名になったような気がします。

回想の古伊万里 140(枝垂れ桜に幔幕の図六寸皿)

2021-07-16 00:14:52 | 古伊万里
回想の古伊万里シリーズも140回目です
ウチの伊万里は傷物が多く、実に貧乏くさい三流コレクションなんですが、今回の品はそんな貧乏コレクションの初期に収集した品です。
「枝垂れ桜に幔幕の図六寸皿」

中期の染錦手の品で、絵柄的にはかなりイケているように思います
中央に花文、その周りを濃い染付で塗り、その上から金彩で文様を描いています。
さらにその上部には幔幕、その外側には枝垂れ桜などが描かれており、赤、朱、緑、黄、そして濃い染付と薄瑠璃を使って絵付けされています。

業者さんは元禄色絵と言っていましたが、中期の染錦手のお皿であることは確かです
この品、最大の問題点は「甘手」であることで、下の画像を見ると判るように、いわゆる残念物です。
この品を買ったのは今から20年ほど前で、当時のワタシは「甘手」が何なのかすら理解していなかったように思います
さらに「幔幕」についても全く知らず、「幔幕って何?」と思い、ネットで検索したものでした。(「まんまく」と読むことすら知らなかった)

落款は「富貴長春」で、裏文様も中期の品によく見られるものです
この品の完品が出たら購入しようと思っていますが、未だに完品はおろか同手の品も見たことがありません。
正直なところ甘手で大した品ではないんですが、ワタシとしてはなぜか気にかかる品ではあります。