「パンとスープとネコ日和」・・・群 ようこ 著

群ようこさんの「パンとスープとネコ日和」は
友人がDVDに落としてくれた映画版を先に見ました。


小林聡美さんが主人公のアキコさんを演じていて
あの温かみがありながらも淡々としたたたずまいが、主人公に
ぴったりだな～と、今回本を読んで思いました。


アルバイトのしまちゃんもなかなか素敵なキャラです。
映画版では知らない女優さんでしたが、
背が高く体育会系でまっすぐで、節度があって、アキコさんといいコンビです。


向かいの喫茶店のママを演じていたのはもたいまさこさん。
こちらも、ぴったりの役柄と思いました。




ネコの「たろ」は映画版ではあまり覚えていないのですよね～
小説では重要な役回りですが。


東京下町の商店街の一角にある、ちょっと素敵な
アキコさんの言葉を借りて言えば「修道院の食堂のような」食堂が
物語の舞台です。



このパンとスープのお店にやってくるいろいろな人々が
ほんとにいろいろで面白かったな～


群ようこさん、何を読んでも明るく楽しく、いいですね！