乃南アサさんの「チーム・オベリベリ」、上巻を読みました
1996年に「凍える牙」で、直木賞を受賞された乃南アサさん
ミステリー作家として認識しておりましたが、
こちらは実在の人物の伝記でした
北海道開拓を行った依田勉と共に北海道に渡った渡辺勝の妻渡辺カネが
主人公です
舞台は帯広
オベリベリはアイヌの言葉のようですが、帯広の語源となったそうです
北海道の大自然が好きで、度々北海道に旅行しております
今年も帯広旅行を予定しています
今から楽しみなのです!
乃南アサさんの「チーム・オベリベリ」、上巻を読みました
1996年に「凍える牙」で、直木賞を受賞された乃南アサさん
ミステリー作家として認識しておりましたが、
こちらは実在の人物の伝記でした
北海道開拓を行った依田勉と共に北海道に渡った渡辺勝の妻渡辺カネが
主人公です
舞台は帯広
オベリベリはアイヌの言葉のようですが、帯広の語源となったそうです
北海道の大自然が好きで、度々北海道に旅行しております
今年も帯広旅行を予定しています
今から楽しみなのです!
柚月裕子さんの「教誨」を読みました
数十年前の永山事件にヒントを得た作品のようです
虐待の負の連鎖のお話でした
よく問題になってますよね
我が子と、近所の子二人を手にかけた女性死刑囚のお話でしたが、
柚木さんの筆力のおかげか
あまり暗い気持ちにならずに読めました
読書後の感想ではなく
これから購入する本の話です
毎週土曜日に、新聞に「読書」のコーナーがもうけられていて
最近売れている本や、担当者が感銘を受けた本などの紹介があり、
楽しみに読んでいます
なかなか、購入までには至らないのですが
こちらの本は購入したいと思います
文庫だそうで、軽くて持ちやすいのでありがたいです
富樫倫太郎さん著の「ファイヤーボール」を読みました。
杉並区に異動してきた、若きキャリア警部のお話です。
新宿鮫を思い出します。
でも、鮫島警部と違って、こちらの小早川冬彦警部は
ユーモラスで、空気が読めない性格の設定です。
ファイヤーボールとは、放火犯が使うものらしい。
知りませんでした。
沢山の事件が複雑に絡み合って、最後にめでたしめでたしでした。
ドラマ化されているようです。
主演は小泉孝太郎さんみたいですが、ぴったりかも。
源孝志さん著の「グレースの履歴」
3月~5月にかけてNHKでテレビドラマ化されまして、
録画したものを見ました。
エンディング画面で流れる近江八幡のメタセコイヤ並木がとても素晴らしくて、
毎回楽しみに見ました。
エンディングに流れる唄も素敵でした。歌っているのは武田カオリさん。
「グレース」は主人公希久夫の妻、美奈子が
自分の愛車、赤のエス八に付けた愛称です。
エス八とは1960年代にHONDAが作ったオープンカーS800の略称だそうです。
輸出用をふくめ、14000台販売されたとか。
すごいな、HONDA
1、2回をいい加減に見てしまい、しかも録画を消してしまいましたので、
原作を購入しました。
主人公が、藤沢~松本~近江八幡~尾道~松山と赤のエス八で旅をします。
希久夫が、妻の足跡をたどる旅です。
江國香織さん原作「東京タワー」の映画で、脚本と監督をされた源孝志さんは
小説も書かれるのだな、と初めて知りました。
テレビドラマからこんな素敵な小説との出会いがあるなんて・・・
幸せなことです。
辻堂ゆめさんの「十の輪をくぐる」を読みました。
お友達が紹介してくれた、30代気鋭の作家さんです。
内容は2回の東京オリンピックをめぐるお話でしたが、
嬉しいことがありました。
18歳まで住んでいた、私のふるさとが登場。
主人公の両親の出身地としてかなり詳しく紹介されており、
わくわくしながら読みました。
群ようこさんの「おたがいさま」を読みました。
「れんげ荘物語」の続編です。
年齢50代くらいのキョウコさんが主人公。
一流企業でキャリアウーマンをしていたのに、突然、退職して
お風呂もないぼろアパートの「れんげ荘」で一人暮らしを始めます。
ほとんど、シェアハウス状態の、れんげ荘には、さまざまな事情をかかえた
住人がいて、楽しいです。
「おたがいさま」では身長180㎝のモデル、チユキさんが登場。
タワーマンションのお部屋を相続したのに、それは人に貸して、れんげ荘にお住まいです。
なんでも手に入る境遇になっても、ほんとうに必要なものはほとんどないと
いうことが主題でしょうか?
群ようこさん、いいですね~
人気の御宿かわせみシリーズです。
長く愛好されている様子で、書店、古書店、図書館、どこでも見かけます。
文庫本で30冊以上出ているかと思われます。
1から順番に読んでいたのですが、途中で分からなくなり、
最近は、どこからでもいいや~って、読んでいます。
幕末の江戸で、宿場を営む、「るい」さんとその1歳年下の幼馴染で恋人の「神林東吾」さんが
主人公です。
30巻の間に、若い人達が結婚し、子供が出来て、またその子供が成長していくという
長い年月が描かれています。
途中でご一新となり、江戸の町も東京に名前が変わります。
江戸の町の捕り物と人情話が融和したような内容です。
つい200年ほど前の江戸、読むたびに、行ってみたくなります。
3年前の作品ですが、
最近の新聞で文庫化されたのを知ったので、購入しました。
加賀恭一郎シリーズでしょうが、
本作品は恭一郎の従兄弟、松宮脩平君が主人公ですね。
松宮君は恭一郎と同じく、警視庁の刑事
自由が丘の喫茶店で事件に遭った、花塚弥生
花塚弥生の元夫・・・綿貫哲彦
綿貫哲彦の内縁の妻・・・中屋多由子
新潟中越地震で長女と長男を失った男性・・・・汐見行伸
汐見行伸の妻・・・汐見怜子
汐見伸行の次女・・・汐見萌奈
それに、サイドストーリー内の
新潟市の老舗料亭「たつ芳」の女将・・・芳原亜矢子
亜矢子の父・・・芳原真二
松宮脩平の母・・・松宮克子
主な登場人物は以上です。
推理小説なので内容は秘密。
この本は昨日9月3日に京急本線汐入駅そばのショッピングセンター内
くまざわ書店にて購入しました。
池永陽 著の「おっさんたちの黄昏商店街」を読みました。
コロナ禍で仕事も減らし、自宅にいる時間が長いので、
読書が進みます。
著者の来歴を読んだら池永陽さんは愛知県豊橋市の出身とありました。
豊橋市は夫の実家があり、たびたび行ったところです。
舞台となった商店街も豊橋市内のあのあたりかな~などと想像をたくましくして読みました。
シャッター商店街になろうとしているわが町の商店街の活性化を願い、奔走する
定年後のおじさま数人のお話でした。
顧問に一人、高校生の五十嵐翔太君が入っています。
母子家庭にいながら、東大現役合格間違いなしと言われている秀才です。
昔ながらのお豆腐屋さん、銭湯、レトロな映画館、レコード屋さんなどが登場。
その昔、私が高校生まで住んでいた九州の町にもそれらはありました。
懐かしいけど、新しい風が吹くのは時代の流れ。
思い出とともにしまっておこうと思います。
ちょっと切ないような、希望の光が差し込むような、心に残るお話でした。