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マルクスの慧眼

2017-12-21 08:46:50 | 日記

マルクスの慧眼

 

 

マルクス主義を知らない人々は旧ソ連、東ドイツの硬直化した権力の独裁と連動したイメージでとらえる傾向があります。皮相なる解釈は唯物論と聞いただけで、自然を制御する思想と思いこんでいる人もいました。

自然との共存を論としたマルクス

経済学・哲学手稿』「第三手稿」における「社会は、人間と自然との完璧な本質一体性であり、自然の真の復活であり、貫徹されたる、人間の自然主義と、貫徹されたる、自然のヒューマニズ」と記述しています。

『資本論』でも、「社会化された人間、アソーシエイトされた生産者たちが、……物質代謝を合理的に規制し、自分たちの共同的制御のもとに置くということ、つまり、力の最小の消費によって、自分たちの人間性に最もふさわしく最も適合した条件のもとで、この物質代謝を行う」こと
自然と人間の調和という若きマルクスの視点。

『資本論』では、人間と自然の正常な物質代謝の「撹乱」が環境と健康の破壊としてとらえられた。「撹乱」させないためには、アソーシエイトされた人々が人間性にふさわしく合理的に人間と自然の関係を共同で規制・制御する必要がある。と

それは、自然の支配という技術万能主義的アプローチではなく、自然との調和を目指して人間と自然の調和を目指すことにほかなりませ

自然を支配しようとするのが、アメリカン農業。IT農業は自然を制御、統御する技法です。そこに共存の思想が入るかどうかでまったく異なる思想運動となります。
地産地消は共存のプロジェクトです。<iframe id="google_ads_iframe_/7765/SmartPanel_amebablog_man_entry_0" title="3rd party ad content" name="google_ads_iframe_/7765/SmartPanel_amebablog_man_entry_0" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" width="320" height="50"></iframe>