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十勝農業試験場

2007年08月16日 | 暮らしの情報・見学




   7月18日十勝農業試験場に見学に行ってきました。
北海道新聞の記事によりますと「十勝農業試験場」は明治28年に開設以来初めての試験場内の圃場を一般公開すると新聞に載っているのを読みまして行って来ました。

   私事で恐縮ですが私が小学の低学年頃の一時期、帯広の東の方の地区に住んでいまして、旧農事試験所は(昔は農事試験場と言っていました。)札内川の河畔沿いありました。(東9条南7丁目~東12条南13丁目付近)夏になると農事試験場の後ろの堤防をいっきに駆け上がると、ゆったりと札内川が流れていてその川べりでメダカすくいや泳いだりと楽しかった夏の思い出がよみがえります。
試験場が現在の芽室町に移転したのは昭和35年の年だそうです。
農業のことは全然わかりませんが子供の頃の農事試験場の圃場、そして建物が今でも脳裏に焼きついていてノスタルジックな思いに駆られて見学をしてきました。

   圃場の中は一般の見学者は降りて見学はできません。
マイクロバスの中からの職員さんの説明を聞きます。
外部からの細菌等の進入を防ぐためだそうです。最新の注意を払われて研究栽培されているのですね。




圃場には種類ごとに整然と植えられています。

十勝シニアネット何か探し隊マップ・道立農業試験場をご覧ください。




動画 金時豆の交配の手順です



※ すいませんADSLの環境のPCは多分1回目はコマ送り音声も途切れ状態だと思います。2回目再生ではきれいに見れます。金時豆の交配の手順を説明されています職員さんのお話をぜひ見てお聞きください。
   金時豆の品種改良のやり方の手順を見せていただきました。凄いですね。職員さんの手は私から見るとまるでゴットハンドの手です。ひとつの品種が一般の農家の作付けされるまでは約10年以上のスパンが要するそうです。


   ありました ! 約60年前にタイムスリップ ! 私の子供の頃に見た原風景のひとつ、懐かしい「旧農事試験場」が敷地内に移転されて現存、今は図書館・書庫として使っているそうです。クリックしてください。大きい写真も見てください。 →





   エリモショウズ記念碑。
記念碑にはこのように書かれておりました。「エリモショウズ」は北海道立十勝農業試験場において昭和46年に「寿小豆」母に「十育七十七号」を父とした交配により育成され昭和五十六年に優良品種決定した。・・・・
私たちが食べています餡子類の小豆はこの試験場で改良されたエリモショウズ系の小豆なのですね。

   圃場には有機栽培の研究栽培、それに『食』ばかりではなくこれから重要なCO2の削減の為のバイオエタノールの燃料になります、菜種やトウモロコシの研究栽培等といろいろな観点からの研究栽培をしておりました。
日本の『食』の安全と安心を担う種の研究栽培のお仕事を少しだけ見せていただきました。大変なお仕事なんだなぁ~と感謝をしながら後にしました。
尚、十勝農業試験場のHPはこちらです。
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