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帯広市農業技術センター見学

2007年07月13日 | 暮らしの情報・見学




  この施設は 農業の新技術の指導 品種の研究 また小中学校の農作業体験に活用されています。
近いうち小学校10校の予約ありとの事 子供達の生き生きとした歓声が聞こえて来そうでした。

  ここで働く人達は市の職員ですが 事務職ではなく 技術を持った人達ばかり、係りの人達に 案内、詳しい説明をして頂きました。
(いつでも 自由に見せてもらって良いとの事でした)




  一般に知られているメークイン、男爵薯から 新品種、珍しい品種(まだ名前が付いていないのも) 25種類もの馬鈴薯の花が見ごろを迎えていました。
こんなにも種類があるのには 驚きでした。
このうち 自家用を除き 帯広で昨年度生産出荷されたのは 9種類。
生産量のもっとも多いのは やはりメークィン
2番目がトヨシロ ポテトチップ用です
 
 25種類の馬鈴薯 内容表示の看板 
 3枚のうちの1枚です。
 花の色 葉 茎が夫々特徴があるのが分かり
 ます。
 また 薯の形 切り口の色も 赤 黄 白と
 様々です。

白さが際立つ ポテトチップ用の「スノーデン」

 

 新品種 青紫の鮮やかな花 北海97号
 (まだ名前がついていなく仮のの名前です)

 

 3種類の麦

 ・秋蒔き小麦 蛋白質が少なく うどん用
 ・春蒔き小麦 蛋白質が多く 粘りがあり 
  パン用
 ・二条大麦 ビールの原料 
  十勝の地ビールの原料となります。

 

 菜の花?ではありません。
花が満開な「木枯し」(キカラシと読む)、これは収穫する作物ではなく、畑を休ませる時に植えます。
この作物は「景観緑肥」と言って 枯れると畑の肥料になります。
他に 「燕麦(エンバク)」 「葉ぜり草」 「ヒマワリ」も「景観緑肥」として植えられていました。


  ここで植えられているものは全て  北海道立十勝農業試験場の病原菌等に侵されていない安全な種子です。農薬は出来るだけ抑えての栽培 完全に使用しないと言うのは難しいようです。
収穫した作物はどうなるのかと聞きましたら 殆ど廃棄処分してしまうとの事でした(もったいない!)
広い畑ですが ビート 豆類 野菜等 何十種類ものを栽培するのですから ひとつの作物の収穫量は多くはなく 調理施設もないので 用途はなかなか難しいようです。


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