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京都から秋の便り

2011年10月10日 | 旬な情報紹介


今回は北海道ではあまり目にすることのない草木の花を紹介しましょう。

  まず面白い名前の木があります。
「サルスベリ」といいます。
名前の由来は、幹がすべすべしているので猿がすべって登れないだろうと猿滑と表記しますが、実際は簡単に登ることができるようです。
真夏に花が咲きますが今もまだ長いこと咲いています。

色は紅白の2種類があります。自宅の庭に植えているところもあります。

 
   (仏光寺の境内で)
      (知恩院参道で)

 次に「ゴーヤ」です。京都の町中でゴーヤの緑のカーテンを多く目にします。
京都の夏はとても暑いので、このように窓から入る直射日光を遮光し、植物は水分を蒸発させるので、そこを通る風は涼しく感じます。そして結実したゴーヤを食したら、一石三鳥と言えますね。
エコな緑のカーテンはとても素晴らしい発想ですね。


 紫式部と言えば、『源氏物語』の作者といわれていますね。京都の北区に紫野(むらさきの)がありますが、ここに彼女のお墓があります。そこに「ムラサキシキブ」という名の植物(低木)があり、6月ごろ紫の花が咲き、今は紫の果実を付け、ここは正に紫ずくめです。


 東本願寺のお堀前の歩道から「ヒガンバナ」が目に入りまし。この名前は秋の彼岸ごろから開花することに由来されています。スズランと同じように根に毒性があります。郊外の田んぼの畦道には群生しているのをよく見かけますが、これはノネズミ等の侵入を防止するために植えられたという。市街地で見られるのは珍しいですね。



 9月17日京都御所のすぐ東側にある梨木神社を訪れました。ここは「萩の神社」と呼ばれ、萩の花の名所として知られています。学問の神様を祀っています。この日、恒例の「萩まつり」府市民俳句大会が開かれていました。神殿前の白色の萩はまだ満開ではありませんでしたが、境内には俳句の短冊が至るところにぶら下がっていました。



 今京都では「キンモクセイ(金木犀)」の花が一番目につきます。秋の花といえます。小さいオレンジ色の花を無数に咲かせ、芳香を放っています。ここ大谷大学の2階の教室の窓を開け放っていたら、甘めでしっかりした強い香りが飛び込んできました。普通の住宅の庭に植えたり、垣根にしているところも見受けられます。「金木犀」があれば、「銀木犀」もあるようです。



 京の華やかさといえば、なんといっても花街の舞妓さんを連想させます。現在京都には、祇園甲部、宮川町、祇園東、先斗町、上七軒の五花街があります。
9月23日京都の中心街で、高瀬川舟まつりが開催されました。高瀬川は江戸時代に京の中心部を縦断し伏見を結び、木材など物流用に個人が大金を叩いて開削された運河です。
約300年間利用されましたが、大正時代に役目を終えています。
 京都の中心部三条から四条にかけての高瀬川周辺は現在歓楽街となっており、桜の名所です。この日近くの先斗町の舞妓さんが、このまつりに出張サービスに出てきていました。






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