佐渡むじなが都会で得た情報~むじなのひとりごとblog ver,

佐渡出身の長男坊「佐渡むじな」が、都会で過ごす日々の記録。佐渡と東京で得た情報を公開しております。

2008/10/18~自動車の購入で考える社会経済について

2008年10月18日 | Weblog
■今日の発見(身近な出来事より)

 今日は久しぶりの休日であったために、トヨペット千葉に出向きマークXを見に行ってきました。

 GRX120系のマークX(2500cc/Fパッケージの限定車)の見積書をとってもらったところ、諸費用込みの乗り出し価格で290万円程でした。
 これはこれで、なかなかいい値段ではあるかと思います。
 (まだまだ値引きは出来る様子でしたが、今時点において300万円もの大金は持っていないので、仮に頭金は0円にして5年ローンを組むとして、支払う利息を含めるとすべての支払い金額は340万円もなりました。)

 そこで、今日はこんな試算をしてみました。

 マークX等の中級車は最低でも10年は頑張ってくれる自動車です。
 10年で乗りつぶすとしたら、1年あたり34万円(1ヶ月あたり29,000円)の資産償却となります。
 
 それでは、同じ階級(種類)の8年落ちの中古を35万円で購入した場合。
 5年は頑張ってくれるだろうと想定した場合、1年あたり7万円(1ヶ月あたり5,900円)という資産償却となります。

 新車で購入した場合の1ヶ月間償却 29,000円
 中古で購入した場合の1ヶ月間償却 5,900円

 新車と中古(8年オチ)では1ヶ月あたり、▲23,100円もの償却(支出)の差が出ます。
 但し、中古車で完全に乗りつぶす期間である5年以内に合計100万円以上もの故障や修理費用が発生した場合は、新車のほうがお得・安く済みます。そういう意味で、このリスクが発生しないためにも中古車にはそれなりのリスクが出るもんだという覚悟も必要かと思います。

 ここで新車と中古の差別化としては、1ヶ月あたり23,100円もの追加費用を払えば新車でしか味わえない「贅沢感や優越感」というサービス価値と、そして万が一車が故障しても無料でサポートしてくれる安心感や満足感が得られるのが唯一のメリットであります。

 この贅沢感や優越感というサービスや、安心・快適というサービスを価値が新車ならではの大きなメリットではありますが、単なる道具や人やモノを運ぶためだ…と考えるのであれば、中古でも十分であるかと思います。

(但し、新しい車だと税金が半分になる!ということや、燃費が中古車に比べて半分以下だとか、全体的にランニングコストが従来より半分以下!と言うようになれば、話は別ですが…。)

 しかしながら、俺のようにゴチャゴチャとケチくさい事を考えなく、お金が持っている人がババーン!と新車を買ってくれる方々がいるからこそ、中古車が出回っている訳であります。
 総合的に考えてみると、クルマは新車か中古かという考えは最終的に利用する人の価値観しかならないかと思います。
 
 でも、よく考えると新車を購入する方は、世の中のため・人のために貢献しているというのは事実ではありますね。 

■今日のひとりごと

 しかし、頭金無しで300万円のクルマをすべてローンにすると、5年ローンで支払利息は50万円もなるんですね。

 この50万円はローン会社(トヨタの場合はトヨタファイナンス)の儲けになるわけですので、仕方が無いのですが…嫁が言うようにやっぱり新車を買うときは極力ローンを避けた方が良いんですなぁ…と、つくづく実感しました。(ローンなどの利息で収益を稼ぐ銀行やローン会社には申し訳ないんですが。)

 モノがありふれる日本国内。
 クルマメーカーであるトヨタやニッサンなどは、新車が売れなければもちろん利益を稼ぐことが出来ません。新しいものが売れないと、世の中が不景気になるのも事実ですし…。
 世の中の経済や生活水準を成長させるためには、贅沢をしてもらうことが大切なのかな??
 モノを大切にする≒経済成長の妨げになる?

 経済成長のカギは…新しいサービスや新しいもの贅沢を実感させることに限る。
 やっぱ、そういうことなんだろうな…。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2008/10/17~神奈川県警の覆... | トップ | 2008/10/19~ハイビジョン動... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事