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錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

溜め枡詰まり

2020-06-19 14:23:14 | 田舎暮らし
天女さんちの畑の手前に谷川の水の流水溝があり、

道路のそばに溜め枡があるのですが、

そこが詰まって水が道路を流れているので、

道路はいつもぐちゃぐちゃで雑草が生い茂っていて

坂道なので水が流れ下って天女さんちのお墓の横からさらに畑の横までぐちゃぐちゃ。



その流水溝は天女さんちとは関係無いよその土地なので手出しをしなかったのですが・・・

天女が「誰かどうにかして欲しいわ!」とつぶやくのを聞いた愛妻家の錆鉄人は

ボランティアで溜め枡の詰まりを解消することにしました。

(土地の持ち主か、施工した県か市がすべき事だとは思いますが・・・)


溜め桝の上に生い茂っていた雑草を取り除くと・・・



予想通り溜め桝に土砂が詰まっていました。

溜め桝の中の土砂を取り除くと、急な側溝なので上から土砂が滑り落ちて来るのをさらに取り除きました。



この側溝には写真の家の排水も流れてきているみたいですが、本来はその人がすべきだと思うのですが・・・

または、その人の家のある土地も含め、土地の所有者はその上に家があるIさんですが、

今は家があるだけで市外に住んでいるのでメンテナンスは困難だと思われます。

ずーっと前からこの状況が続いていたのですが、

待っていても誰もやってくれないので、錆鉄人が土砂の撤去を行ったのでした。


という事で、水はちゃんと溜め桝から地中の暗渠に流れ落ちるようになり、道路に水は流れなくなりました。

ついでに道路上の雑草や土砂も除去



田舎に住んでいると、自分の土地以外の田圃の横の道路の草刈りなど無償でやらなければならない事が多いのですが

横浜に行って、街の人は家の周りの草さえ取らないのかとびっくりしました。

でも、天女さんちのある集落も限界集落なので、こういう事もだんだんと出来なくなって(都会化した人も増えて来ています)

空き家ばかりではなく、家のすぐ横の草むらが獣の棲み処となる日も近いように思われます。



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あだし野

2020-06-19 06:04:34 | 生活習慣病
錆鉄人の朝は庭巡りから始まります。

一番最初は天女さんちに古くからあるお地蔵様にお参りする事です。

(お地蔵様の首が落ちていたのを錆鉄人が発見して、セメントでくっつけてあげたら
 余命半年と宣告されていた父の癌が治ったので、
 それ以来、錆鉄人は「身代わり地蔵」と思って毎日お参りしています。)

お願いするのは家族の健康と安全、幸せで、

最後は、「夫婦そろってボケないで健康で長生きが出来ますように」とお願いするのですが、

錆鉄人が若かった頃は、「老い衰えた姿で長生きはしたくない、60歳位まで生きられれば良い」と思っていました。

徒然草のあだし野を知る前からそう思っていたのは、何故だったのかは分かりませんが・・・


兼好法師は「あだし野」で40未満で死ぬのがかっこいいと述べています。

といいながら、調べてみると兼好法師は70歳近く生きていました。

(1283年「頃」生まれ1352年以降に没したようです。)

ただし、30歳ごろに出家遁世しているので、

40未満でギラギラした表舞台から身を清算する事を説いているのかもしれないと思っています。

(現代語訳では死そのものと説明していますが・・・)

という事は錆鉄人の生き方そのもの?

(60で仕事を辞めて隠居生活をすると決めていました。若い頃は60歳定年だった事もありますが・・・)

以下、あだし野の原文です。
(徒然草の冒頭は覚えていても、あだし野までは覚えていないのでコピーしました)

【あだし野】(勝手に短く改行しています)
あだし野の露消ゆるときなく、鳥部山の煙立ち去らでのみ、
住み果つるならひならば、いかにもののあはれもなからん。
世は定めなきこそいみじけれ。
命あるものを見るに、人ばかり久しきはなし。
かげろふの夕べを待ち、夏の蝉の春秋を知らぬもあるぞかし。
つくづくと一年を暮らすほどだにも、こよなうのどけしや。
飽かず、惜しと思はば、千年を過ぐすとも、一夜の夢の心地こそせめ。
住み果てぬ世に、みにくき姿を待ちえて、何かはせん。
命長ければ辱多し。
長くとも四十に足らぬほどにて死なんこそ、目安かるべけれ。
そのほど過ぎぬれば、かたちを恥づる心もなく、人に出で交じらはんことを思ひ、
夕べの陽に子孫を愛して、さかゆく末を見んまでの命をあらまし、
ひたすら世をむさぼる心のみ深く、もののあはれも知らずなりゆくなん、あさましき。



生涯現役なんて「あさましさ」の極限ぜよ!

錆鉄人と天女は清く貧しく長生きしようと思っています。
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