里芋の6回目か7回目の芽欠きに行くと・・・
電気柵で囲った畑のすぐ横の栗の木の根元が・・・
イノシシに掘り返されています!
一昨年までたくさん生えていたミョウガも、イノシシに根を食べられて絶滅寸前です。
イノシシの狙いは分かっています。
スパルタ苗からここまで成長したサツマイモ!
サツマイモはイノシシの大好物で、
かつては柵を破って侵入されてすべての苗を掘り返されたこともあったのですが
電気柵にしてからは無事でいます。
イノシシは花で何にでも触って確かめる習性があり、
電気柵に鼻先をくっつけて感電した瞬間の映像を見たことがあるのですが
凄い衝撃だったようで飛び跳ねて逃げ去って行きました。
イノシシは学習能力があるので、この電気柵の電線にはもう二度と触れようとはしません。
従って、春先に電気柵を設置してイノシシに学習させれば
それ以降は電気柵に電気が流れていなくてもイノシシは中に入ろうとはしないのです。
イノシシは一昨年、
十数件の納屋や車庫のシャッターを壊して中のジャガイモを食べ
あまりにも巨大なイノシシだったのでみんな怯えていたのでしたが
運良くトンコレラがまん延してきて、その巨大イノシシは死んだようです。
しかしながら、
馬鹿なお役所がトンコレラに罹った豚がいる養豚場の豚は全て殺処分にして
イノシシは死なないようにワクチン入りの餌を撒いた為に
生き延びたイノシシがまた繁殖しだしたものと思われます。
イノシシを絶滅させる千載一遇のチャンスだったのに・・・
そのツケは未来永劫にわたって住民が負わなければならないのです。
イノシシに荒らされ耕作を放棄した畑や田圃が広がっています。
サルやイノシシが跋扈して、
はっきり言って人間が生活する環境ではなくなりつつあるのですが
10年もすれば都会も同じ状況に陥ると思われます。
人間を襲った熊を殺すと、都会に住む人から可哀そうだと山ほど電話があるそうですが
そうなった時、その人たちはどう対処するのか・・・
こんな日本に誰がした!