saarweineのワインなどに関してあれこれ

このブログはドイツはモーゼル河の支流であるザール地域のワインを愛する男がワイン等に関して色々適当に書き込みします。

カベルネソーヴィニヨンについてです。

2009-07-13 23:48:16 | 日記
今回はカベルネソーヴィニオンです。この品種は当たり前ですがボルドーの左岸で威力を発揮します。5大シャトーの比較ティスティングなどお金さえあればしてみたいものです。カリフォルニアに於いても「OPUS ONE」に代表されるように成功例が多々見られます。

但しドイツに於いてはかなり難しい品種と言わざるを得ません。PfalzではKnipserやMessmerで若干成功例がありましたが値段はそれなりに張るので正直あまり買う気は起きません。去年Schloss Wackerbarthに見学しに行った時ガイドツアーに参加した時なのですが(実験栽培とはいえ)メルロと一緒にこの品種を見つけた時は正直引いてしまいました(笑)。

料理ともマリアージュとも色々考える必要がある厄介な品種かと思われます。まぁ、その辺はプロのソムリエさんに任せるとしても超辛口から超甘口まで様々な味わいのスタイルがあり様々なありとあらゆる国や種類の料理と合わせやすいRieslingとはまさに対照的と言えるでしょう。


僕ら日本人にとってははっきり言って和食とのマリアージュも最悪と言わざるを得ません。強いて挙げてみれば鴨や牛肉をメインにした料理なら大丈夫かと思われますが。


もし仮定の話ですがボルドーの左岸の濃いこの品種のブレンド比率が高いワインとレベルの高いSaarや中部MoselのRieslingとを組み合わせたワイン会を開催してみるとすると当に天と地ほどの(同じワインというお酒ではありますが)凄まじい差を楽しめることかと思われます。もし機会があれば(入手できるなら)僕自身の手で開催してみたいと考えています。いつになるかはわかりませんが。
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