2013/6/21(fri)
本日の名言は・・・
ブリヂストン創業者の石橋正二郎氏による名言です。
「一個人として如何に優秀でも、他人と仲よく働くことのできぬ人は、集団生活においていちばん厄介な人である」
集団生活に関する言葉です。
社会に出るということは、個人としての側面もありますが、日本の社会ではやはり集団的側面のほうが強いと思います。
小学校から集団行動について学んでいる日本の教育世界では、会社に入ってもそれが生きています。
対顧客で見てもそうですが、日本の場合はなんだかんだ言っても最終的には人と人のつながりで持っているところが強いです。
契約ひとつを見ても、「この営業マンだから」、「長年お世話になっているから」、「仕事の面倒見てもらってるから」...etc
このように人対人という人情というのでしょうかね、それが色濃いような気がします。
逆にアメリカなど外国はドライなイメージが強いです。
仕事ができるできないも当然ですが、それ以上に人とうまくやっていけるのかというのがひとつのバロメーターにもなっています。
社内営業という言葉があるように、根回しというものもとても重要になってきます。
こういう人脈をいかに多く持つかが社会人としてのひとつのものさしになります。
ですから、いくら成績がよくても社内の人たちとうまく渡り歩けないもしくは邪魔者扱いされるような人はとても厄介なのです。
そういう人は、集団の中にいないで一人で会社を興してしまえばそれが一番丸く収まるのではないでしょうか。