2009年9月6日(日)13:20キックオフ 第20回高円宮杯 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会 グループE 前橋育英高校対コンサドーレ札幌ユース・U-18 群馬県立サッカー・ラグビー場 観客数:928人 公式記録
【前育】GK1志村 DF6木村 4代田 2小山 3田中 MF8三浦(82分25柏俣) 14小島 9上星(47分11粕川) 7中美(75分15小牟田) FW10皆川 13西澤 控え:GK21牛越 DF19高橋 MF18伊東 FW28清野
【札幌】GK21松原 DF20小山内 23奈良 4鈴木健 6上原 MF7金子 8福永 28荒野 14菅原(84分5十川) FW9工藤(74分24鈴木貴) 11三上(79分27近藤) 控え:GK1安田 DF2大地 3松田 13中山
まだまだ夏の日差しが照りつける群馬県前橋市。先に行われた第一試合から更に気温も上がり、直射日光も眩しいなか試合開始。
(続きは改めて。)
序盤は、お互いにしっかり組み合って(格闘技かって^^)というイメージの試合で、とても11分に動き出すとは思えなかった。前橋育英の先制点となった、11分の13西澤選手のミドルシュートは(確か)PAに入る手前辺りから、札幌DFが整わないスキを付いて右サイドから中央へ切れ込んでの好シュート。札幌の応援をしていた自分としても「敵ながらあっぱれ」なナイスシュート。
前半を見ていて感じたのは、点を取られると下を向いてしまう、という札幌ユースの悪癖が再発してしまったのか、という懸念だった。若干そんな気がしていた、終了間際の42分。
PA手前の中央からバイタルでパスを繋いで、やや右目から11三上がミドルシュート。
見事ゴールに突き刺さって、1-1の同点とする。いい時間でのゴールが決まって、前半は1-1の同点で折り返す。
(前半終わって引き上げてくる11三上くん。ヨースケ!いいぞ!)
後半に入ってすぐ。46分。中央やや右をドリブルで駆け上がる、11三上くん。DFのマークが来るが、間合いが大きいとみるや相手を抜ききらずにゴール左ポストにパスを出すようなシュート。これが直接左ポストに当たってゴールに吸い込まれる。
札幌ユース逆転。前橋1-2札幌。
(2点目を挙げた11三上くんとコンサユースイレブン。表情が良すぎるんで、ガッツリ行きます!)
(9工藤ミツくんの自分が決めたかのような表情がまたイイ!)
確かに勝ち越しが早すぎた、というのもあるかも知れない。でも、リードして迎える後半だって有る訳で。ただ、このまま終わる事は無いな、というふいんきは有った。
(札幌9工藤ミツくん、前育2小山くんとのマッチアップ)
そして、79分に11三上くんから27近藤カツナリくんへ交代。その近藤くん、ほぼファーストタッチで81分にゴールを決める。7金子くんからの脚の長いスルーパスをこちらも途中出場24鈴木貴くんがポストになって下げる。そこに27近藤くんが合わせて、1-3とリードを広げる。
(喜び合う札幌ユースイレブン。)
しかし、前橋育英もここで引き下がるようなチームではない。
85分にドリブル突破からPKを得て、一旦は弾かれる(GK21松原が動き出しが早かったらしく蹴り直し)が蹴り直しで3田中が決め2-3。ここまで盛り返してきたホーム前橋育英。こうなると勢いは更に増す。
ロスタイムに空中戦から最後は13西澤の今日2点目がヘッドで決まり、前橋育英がついに同点に追い付く。こうなると札幌に余力は少なく、勝ち越すことはできず、結局3-3の同点で試合を終えることとなる。
札幌ユースとすれば、勝点2を失った展開。悔しさは選手の表情にも表れており、自分達への怒りのせいか我々との挨拶を忘れてそのまま下がっていった選手も居たほど。もちろんその気持ちは理解できる。ただ、その悔しさは次の練習・次の試合に生かして欲しい。ユース世代にはまだまだ未来は開かれているのだから。
そして、試合を捨てない諦めない姿勢を見せ付けてくれた前橋育英イレブンにも感謝だ。
去年の高円宮杯、決勝トーナメントでの激闘。そして、今年のこの試合。札幌ユースにとって、いいライバルができたんじゃないか。是非、決勝で再戦しよう。今度は札幌ユースがきっちり勝たせてもらう。なんて、サポーターは都合のいい夢を見ているんだが、どうだろう、面白くなると思うんだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます