ryonagaの「通勤準急スタジアム行き2」

サッカー観戦記や旅、写真記。コンサドーレ・コンサドーレユース・エスポラーダ・ノルディーア・レノファを中心に、いろいろと。

2007.11.23(2)地域決勝 矢崎-北九州

2007-11-23 19:02:27 | サッカー

2007年11月23日(祝・金) 第31回全国地域リーグ決勝大会 1次ラウンド Bグループ 矢崎バレンテフットボールクラブ対ニューウエーブ北九州 13:15キックオフ 広島県総合グランド陸上競技場(広島スタジアム) 観客数:422人 公式記録

 

Img_9823 【矢崎】GK21宮城 DF3大森 4松尾 6杉本 MF17白石 13田中淑 8渡邊 11千葉 23鈴木 FW7萩田 10遠藤(52分9井口) 控え:GK1望月 DF5中村 MF18河井 FW20重富

 

Img_9821 【北九州】GK1水原 DF22市村 4ドグラス 15永野 20吉野(70分6水越) MF8日高 5桑原 18小野 10森本(76分27楠) FW26中嶋 9藤吉(89分11宮川) 控え:GK31船津 DF24森田 

 

北九州が序盤から飛ばす。2分、FKで右サイドへ。いったんポストプレーで中央に戻したボールにバイシクルシュート。決まりはしないが、意気込みが見えるようだ。

8分北九州、中央からのドリブル突破、シュート。矢崎GK21宮城一旦は弾くも、後ろからフォローに上がった18小野がミドルシュートで叩き込み、北九州先制。0-1。

 

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(18小野より22市村の方が喜んでいるような。)

 

矢崎はポジションチェンジを繰り返し、相手のマークをズレさせて攻め入ってくる。特に前線の23鈴木.10遠藤.7萩田が素早い動きを見せる。

28分再び北九州18小野。冴え渡るFK。距離はかなりあるも、GK21宮城の好セーブなければかなり際どいシュート。32分にも左サイドで20吉野から10森本と外へ外へとボールを前に展開してクロス、という面白い攻め。攻撃に左サイドを両チームが使っている印象だ。

 

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しかし、矢崎も反撃。40分、相手陣内深い左サイドでFK。23鈴木の蹴ったボールは北九州DFとGKの間に。ここに入り込んだ矢崎3大森がヘディングで押し込んで1-1と同点に追いつく。これでゲームは分からなくなる。

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後半、矢崎は10遠藤から9井口に換えてくる。ややスピードが落ちたせいか、前線3枚と中盤の間がやや開いてきたか。

70分過ぎから両チームより先に審判が疲れてきた印象。軽く触っただけでイエローカードを出してみたり、副審との意見の食い違いも数回。

しかし、両チームとも勝利への執念は忘れていなかった。88分、北九州右サイドからの攻め、一旦は矢崎DFにボールが渡るも2トップのチェイスでクリアミスを誘い最後は26中嶋が決めてついに1-2と勝ち越しに成功する。

 

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(あわやドローか、というときの勝ち越し弾で盛り上がる、が・・・)

 

ロスタイムは3分だったろうか。最後のワンプレーかというタイミングで矢崎がFKを得る。このFKを一旦は北九州GK1水原が跳ね返すもそのこぼれ玉を矢崎?番がループシュート。これが決まって2-2の同点。このまま後半が終わってPK戦に突入する。

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(結構GKも上がって居たのか。)

先攻は矢崎。4松尾はゴール左下を狙うもGK1水越ががっちり止めて失敗。

北九州一番手は5桑原。右上にしっかり決めて0-1。

矢崎二人目3大森は右に決め1-1。

北九州二人目4ドグラスは危うく左ポストにぶつけるも内側に当たってゴールイン。1-2。

矢崎三人目7萩田は枠の左にはずして1-2のまま。

北九州三人目18小野が左サイドネットに突き刺し1-3。

矢崎4人目13田中淑が弱めのキックで決めて2-3。

そして北九州4人目11宮川が決めて2-4として終了。ニューウエーブ北九州が辛くもPK勝ちを収め、勝ち点2を手にした。敗れた矢崎も勝ち点1を得て、明日のトーキン戦に臨むこととなった。

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2007.11.23(1) 地域決勝 盛岡-岡山

2007-11-23 17:57:41 | サッカー

Img_9720 2007年11月23日(祝・金) 第31回全国地域リーグ決勝大会 1次ラウンド Aグループ Grulla盛岡対ファジアーノ岡山 広島県総合グランド陸上競技場(広島スタジアム) 11:00キックオフ 観客数:452人 公式記録

 

Img_9727 【盛岡】GK21小原 DF15小野寺 3金澤(27分4鈴木) 16渡部 5太田 MF24三戸 8松田 7上山 14加藤(56分11白澤) FW9佐々木 18菅原 控えGK22ル・クンチ DF20鈴木 FW17吉川

 

Img_9732 【岡山】GK1堤 DF15重光(86分11弦巻) 4伊藤 16野本 18池松 MF38三原 28小野 22臼井(83分3玉林) 10川原 FW7朝比奈(60分39ジェフェルソン) 9喜山 控え:GK23リ・チャンガン DF37大島

 

まさしく秒殺。メンバーとフォーメーションを見ているくらいの時間。多分30~40秒くらいか。岡山7朝比奈が盛岡のDFラインを左からのドリブルで切り裂き、裏を取る。そして、GKと1対1の状況を作ってゴールを決める。あっさりと岡山が1点を先制する。

立ち上がりは得点シーンを除けば互角か、やや岡山かという感じ。盛岡は右サイドの7上山が開いて時折カウンターからチャンスを作るも決定機までは至らず。 

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そうすると26分、岡山9喜山が右サイドをドリブル突破。ここからこぼれたボールがゴール前へ。盛岡DF陣、冷静にクリアすればよかったところを中途半端なクリア。右から詰めていた岡山7朝比奈が押し込んで0-2とする。この競り合いで盛岡3金澤が負傷、4鈴木に交代となる。

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 (喜ぶ岡山イレブン。左から9喜山、15重光、7朝比奈、22臼井)

 

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 (何か懐かしい感がある)

 

31分には岡山10川原の浮き球のパスに反応した22臼井がGKと1対1となるも盛岡GK21小原のセーブに逢い得点ならず。

38分、盛岡の右サイドからの展開、中央にクロスを送って中央で合わせた選手がシュート。ボールはゴールに収まったが、無情にも判定はオフサイドで、前半は0-2で岡山がリードして終了する。

後半、盛岡は修正を施してきたためか一歩目の動きが良い。岡山は防戦が続く。46分、盛岡14加藤のFKは得点には至らず。

58分には岡山が反撃。右サイドのFKからゴール前バックヘッドですらして逆サイドへ。ボールはそのままゴールに向かったが、左サイドから飛び込んできた選手がオフサイドでヘディング。これがオフサイドと判定され得点は無し。岡山がチャンスを逃す。

そして69分。盛岡PKのチャンス。(この時、私は客席に迷い込んだ蜂を退治していてプレーを見ていない。同様に0分のゴールもノートから目を上げるとすでにFWとGKが1対1・・・)これを7上山が決めて1-2とする。試合は分からなくなってきた。

そのPKの直後、岡山が大きなチャンスを得る。前線に上がっていた39ジェフェルソンの足元にボールが。それを大事に右サイドネットに流し込もうとしてジェフェルソンのシュートは枠の右に逸れる。この1点がのちのち響かないと良いが。

試合自体は盛岡1-2岡山で終了したが、盛岡が前半から今日の後半のような動きだったら決して逆転も不可能ではなかったと感じた。なにぶん短期決戦。勝ち点をガンガン取りにいかないと、熊谷での決勝ラウンドには進めない。まして、このグループは3チーム。1勝が非常に重く、1敗も同様に重い。そんなトーナメント、どんな形にしても勝利できた岡山が執念で優ったのかもしれない。

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