ひざ裏の筋肉痛は取れたので、恐る恐る公園に散歩に出かけた。多少ひざの関節のあたりに違和感は有るが、歩くだけなら大丈夫のようだった。染井吉野が終わって、ぼつぼつ八重桜が咲きだしていた。たんぽぽの花が緑にまぶしい! 有川 浩 著 「塩の街」 角川文庫 これも少女趣味的な恋愛小説? 愛は世界を救う! なんて。 人が塩になってしまうという未曽有の災害を、自衛隊員が愛の為に戦うなんて筋書き。地震や津波や原発事故が起きてしまうと、この物語も真実味を帯びてくる。究極の時、人を動かすエネルギーは、愛とか恋とかというものから生まれてくるのか? これは、有川浩のデビュー作らしい。SF物、軍事物、恋愛物、私のあまり読んだことのなかった分野の小説だった。 有川浩という人を、もっと知りたくなる。 私のお気に入り度:★★★☆☆