蒸し暑い日々が続きます。夜は、エアコンと扇風機でやっと寝ています。飲んでいる薬のせいか、やたらと汗が出ます。
今日は、朝散歩のあと図書館へ出かけました。借りていた本を返して、新しい本を借りてきました。妻が、隣接のショッピングモールへ買い物に行っている間、図書館前のロビーで本を読みました。
薩摩秀登 著作 『物語 チェコの歴史 森と高原と古城の国』 中央公論新社
ドヴォルザークの書いた音楽は、どんな国で生まれたかと思い、読み出しました。難しくって、いつものように読み飛ばしです。(笑)
6~7世紀頃、スラブ人が移住してきたそうです。9世紀にはモラヴィア王国が出来ていた。10世紀になるとウラル山脈付近にいたマジャール人が移動してきて、滅ぼされたそうです。このマジャール人がハンガリー人の祖先となる?
モラヴィア王国が滅んだ後、ボヘミアの地にチェコ王国が生まれた。チェコ王国を知るためには、複雑なヨーロッパの勢力争いの歴史を知らなければならないですね。あ~ぁ、やめた、やめた、複雑すぎて理解できない
チェコ国王は、神聖ローマ帝国の皇帝が兼ねたりしたそうですね。チェコには、キリスト教の教会や修道院、繫栄した貴族たちが作った古城が残っているそうです。行ったことが無いので知りません。
ハプスブルク家が統治していた、18世紀後半に、モーツアルトが何度もやってきたそうです。「フィガロの結婚」や「交響曲38番プラハ」を指揮したとか。「ドン・ジョヴァンニ」はここで初演されたと書いてありました。
ドヴォルザーク(1841年 - 1904年)が生まれた7年後には、フランスでは二月革命が起き、共和制になります。しかしすぐ帝政に戻ります。チェコを統治していたオーストリアでも民主化の波は避けられず混迷しますが、此処でも帝政に戻ってしまいます。1918年、第一次世界大戦でオーストリア・ハンガリー帝国が敗れると、チェコスロヴァキア共和国が建国されます。
ドヴォルザークの生きた時代は、チェコの民族運動・民主化運動の激しかった時代?
ドヴォルザークのスラヴ舞曲や交響曲第8番などに、民族性を感じてしまいます。
この本の内容とは、大分かけ離れた感想になってしまいました。
この本のお気に入り度:★★★★☆
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