Runrun日記

今読んでいる本ーチパング

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昨日の散歩道。
春には、三つ葉ツツジの咲く所で、若い木の芽を見つけました。春がそこ迄来ています。



森からコナラの巨木の所へ出て行くと、いつもそこにお爺さんが坐っています。先日は、後ろから出て行き吃驚させました。昨日は少し横から出て、声を掛けてみました(笑)そこは風がなく暖かでした。傍に梅の畑があり、ちらほらと咲いていました。お爺さんが言うには、手折って持って行ってしまう人がいるそうです。それはあかんわなあ~ 花瓶に差しておけば楽しめるそうです



マルコ・ポーロの『東方見聞録』を読んでいます 書いてあるのは嘘ばかり、眉に唾つけて読まねばなりません。折角読んでも、結局みんな忘れてしまうので、忘備録としてこれを残します。

マルコ・ポーロ著 愛宕松男訳 「東方見聞録」 東洋文庫

【第六章】海路経由の帰国航路

冒頭に、チパング島について書かれていました。もちろんマルコ・ポーロが来たわけでは有りません。風聞を適当に書いたのでしょう(笑)
「チパング(日本国)は、東のかた、大陸から1500マイルの大洋中にある、とても大きな島である。住民は皮膚の色が白く礼節の正しい優雅な偶像教徒であって、独立国をなし、自己の国王をいただいている。この国ではいたる所に黄金が見つかるものだから、国人は誰でも莫大な黄金を所有している。・・・この国王の宮殿はそれこそ純金ずくめでできているのですぞ・・・・」と書いていた。黄金ばかりでなく真珠を産し、死人を土葬する時は、この真珠を死者の口に含ませる習いになっているそうです。中国人がかってに風聞を流すので、フビライ・カーンがこれを信じて、元寇が起きてしまったのですかね。

元寇の事が書かれています。1281年の弘安の役の事らしい
「めざすこの島国に到着、上陸して多くの平野や村落を占領したものの、まだ都市一つも攻略出来ないうちに・・ある日の事である。北から暴風が激しく吹き荒れた。」と書いて有りました。7月30日夜半、台風が襲来したのですね。元の艦隊は壊滅的な被害を受けますが、付近の鷹島に上陸できた兵が有りました。他に被害を受けなかった艦船は元に撤退してしまって、鷹島に上陸した兵たちだけが取り残されてしまいます。実際には、鷹島に取り残された元兵は、日本軍により掃討されますが、この本では、日本軍の裏をかいて本土に上陸し、「ジパング王の旗をなびかせて進んだ。首都を守る人々はこれに気付かず、てっきり味方が帰って来たのだと思って中に入れてしまった。」とあります。元の兵たちは、7か月間首都に籠城して敗れたと有りますが・・・?

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