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雷雨の夜にさらわれた遊は、瀬田山で野生の如く育てられた。何故そのようになってしまったのか? 落雷で倒れた銀杏の木から、桜が芽吹き、立派な木となった。遊は15年後帰還。狼女とか、おとこ姉様とか呼ばれる。
宇江佐 真理 著作 「雷桜(らいおう)」 角川文庫
![散歩道 2015/12/13](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/81/f80acf6d9a267aeb73623ba3a4f67314.jpg)
瀬田家の家族の事や、清水家の当主・斉道の事を愛情を込めて描いている。秋月藩が山に隠した財宝の宝探しのいざこざだったとは。桜の咲く山での、美しい恋愛小説?
優しさが、宇江佐真理さんの神髄のように思える。
映画化されたようだが、映画とは原作とはどうも話に違いが有る様だ。
この小説のお気に入り度:★★★★☆