Runrun日記

今読んでいる本ー古事記  その5

福永 武彦 訳 「現代語訳 古事記」 河出文庫

卑弥呼は、神功皇后(ジングウコウゴウ)だったのか?
年代的には合っている!
古事記では、神功皇后は新羅を攻めた事になっているが、実際にはそんなことは無かったのではないか?
実際には、日本誕生は紀元前660年などという昔ではなく、卑弥呼の時代3世紀であって、卑弥呼は天照大御神という説もあるようだ。古事記や日本書紀で、卑弥呼と神功皇后の生きた時代が合っているというのは、それらを編纂人たちが帳尻合わせをしただけという説だ。

神功皇后の時代、九州を制覇する国があって、そこの女王が卑弥呼だった。仲哀天皇と神功皇后がそれを攻め、新羅までも攻めた? そんな説もあるようだ!

卑弥呼は誰だったのか? 邪馬台国はどこにあったのか? 神功皇后は実際にいたのか?
全ては、わからない! というのが事実のようだ。だから歴史は面白い!

仁徳天皇の皇后は、嫉妬深かった! 夫が他に妻を持つなんて怒って当たり前なんだ!
日本では、明治になって一夫一妻制が確立するまでは、一夫多妻が通常だった?
ましてや後継ぎを残さなければならない皇室では尚のこと。
仁徳天皇は、大后が旅行で留守中に新たな妻を迎えた。それを知って怒った大后は宮殿に戻らなかった。
天皇は、なにやら意味不明な歌を歌って(私は読んでもほんとうに理解できない)大后のご機嫌を取ろうとするが、そんなのダメだよね!

古事記って、こんなのばかりだ。いい女が居ればすぐ妻にしてしまい、政権奪取の為には、兄弟であろうが殺してしまう。
こうして、日本の歴史ははじまったのか!?

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