中山 義秀 訳 「現代語訳 平家物語 上」 河出文庫 巻の一~巻の四 高倉宮が源頼政にそそのかされて謀反を起こし、宇治平等院の戦いで敗れるまで。 おごる平家に対抗しようとする、公家や坊主の戦い。 おごる清盛に翻弄される、白拍子の祇王や仏御前があわれ。 公家の横暴に、延暦寺・興福寺の坊主たちの我儘。 鹿谷のはかりごとは、密告により露呈。 この巻の最後に源氏が出てきた。 続きがたのしみ ま、どちらかと云えば、話の筋だけを知りたい私にとって 遠回しな文学的な表現はついていけない。 私のお気に入り度:★★★☆☆